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東京じゃないみたい…!見頃を迎えた「九品仏浄真寺」の紅葉が美しすぎる

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こんにちは、休日メディア「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、紅葉の見頃をむかえた「九品仏浄真寺」をご紹介します。

最寄駅は東急大井町線「九品仏駅」で、駅から徒歩5分ほど。「自由が丘駅」からも歩ける距離にあり、15分もあれば到着します。

九品仏浄真寺は紅葉の穴場にしては美しすぎる!

九品仏浄真寺は、紅葉スポットとしてはそれほど広く認知されているわけではありません。まだまだ穴場として取り上げられることも多いお寺です。

しかし、紅葉の穴場というにはあまりに美しすぎるのです。紅葉に彩られた境内は「ここが本当に東京?」と疑いたくなるほど和の風情たっぷりで、まるで京都を旅行している気分になります。

それではここから、12月にようやく見頃をむかえた、九品仏浄真寺の美しい紅葉の風景とあわせて境内の見どころをご紹介していきます。

写真は、2023年12月9日(土)の紅葉の様子になります。

紅葉につつまれた九品仏浄真寺の境内

はじめて訪れる方はおそらく、自由が丘から歩ける場所に、こんなにも広く、しかもこれほど情緒を味わえるお寺があることに驚くでしょう。

総門

奥に映るのが総門
奥に映るのが総門

九品仏駅からまっすぐ参道を歩くと総門があります。上の写真は、境内に入ってから総門のほう撮影したものですが、石畳の両側に真っ赤な紅葉、そして地面には黄色の落ち葉の絨毯が広がります。

九品仏浄真寺でも人気の撮影スポットで、多くの人が写真を撮影していました。

閻魔堂

閻魔堂
閻魔堂

総門を入ってすぐ左側にあるお堂が「閻魔堂」です。手前には「三途の川」が流れており、川に上には朱色の橋がかけられています。橋をわたる、つまり三途の川を渡ると「閻魔堂」に行くことができるというわけです。

閻魔堂のなかには閻魔大王様が鎮座されており、お賽銭をいれるとお告げを聞くことができます。閻魔堂の外にまで閻魔大王様の声が届き、思わず「何、何?」と振り返る人もちらほら。

山門(仁王門)

山門の後ろから撮影
山門の後ろから撮影

寛政5年(1793年)に建立された山門は重厚な佇まい。左右に仁王像が安置されています。やはりここが、自由が丘から歩ける場所だなんて信じられません。

鐘楼堂

鐘楼堂
鐘楼堂

山門をくぐると左側に、赤、黄、緑の葉っぱに彩られた「鐘楼堂」があります。毎年大晦日から元旦にかけて除夜の鐘をつく人で賑わいます。

本堂

本堂
本堂

山門をくぐり少しあるくと、右手に「本堂」があります。本堂のあたりは紅葉とあわせて、黄色い落ち葉の絨毯を楽しむことができます。

仏足石

仏足石
仏足石

本堂のすぐ近くに「仏足石」があります。仏足石とは、お釈迦さんの足の裏の形を石に刻み、礼拝するもの。仏足石も見事に紅葉に彩られています。

上品堂・中品堂・下品堂

中品堂
中品堂

本堂と向かいあうようにして、3つの阿弥陀堂(上品堂・中品堂・下品堂)が建立されています。それぞれに、本尊である阿弥陀如来像が3体ずつ安置されており、全部で9つの仏像があることから、九品仏と呼ばれています。

九品仏浄真寺で紅葉狩りをしよう

山門(仁王門)
山門(仁王門)

紅葉の見頃を迎えた「九品仏浄真寺」をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。あまりの美しさに、時間が経つのも忘れて見入ってしまいますが、ずっと外にいるとやはり寒いです。参拝される際は、あたたかい服装でお出かけくださいね。

オニバスコーヒー自由が丘店にて
オニバスコーヒー自由が丘店にて

九品仏浄真寺で紅葉を楽しんだあとは、自由が丘まで歩くのはいかがでしょうか。自由が丘にはカフェも多いので、あたたかいドリンクで冷えた体を温めながら、紅葉の余韻に浸る休日も思い出になります。

九品仏浄真寺

住所:東京都世田谷区奥沢7丁目41-3

電話番号:03-3701-2029

開門時間:6:00~16:30

公式サイト(外部リンク)

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