どうも！スパイス料理研究家のこうしんりょーたろうです。

業務用サイズの商品やオリジナル商品、輸入品など個性あふれる商品が魅力の業務スーパー。我が家も週に1回はお買い物に行くヘビーユーザーです。

先日、食料品を買いに行ったところ、またもおもしろい商品を見つけてしまいました。その名も「Asian Instant Soup（アジアンインスタントスープ）」。

なんと、トムヤム、マッサマンカレー、グリーンカレーなど、アジアの名だたる料理がインスタントスープになっているんです。アジアといいつつ、全部タイ料理なのはご愛敬。これらの料理がすべてインスタントで食べられるのは嬉しいところ。しかもお値段118円（税抜）。3食分入っているので、1食40円程度でエスニックが食べられるならお安く感じますよね。

しかし、問題はお味です。タイ現地で作られているようですが、本当に本場の味がするのか。本当に美味しいのか。業務スーパーのアジアンインスタントスープシリーズから、トムヤム、マッサマンカレー、グリーンカレーの3商品を実際に食べてレビューしてみました。

マッサマンカレー

まずはマッサマンカレーからいただきます。マッサマンと言えば、アメリカの人気情報サイト「CNN Travel」の「世界でもっともおいしい食べ物ランキング50」という企画の中で世界一に選ばれたこともある料理。正直、僕マッサマン大好きなのでおのずと期待してしまいます。お味の方は…ほう、これはありですね。マッサマンらしいココナッツミルクのコク、そのなかに優しくスパイスが香ります。スパイス感は弱めで濃厚というよりあっさりとした印象。しかし、これはあり。しっかり美味しいです。カレー感を残しつつスープになっていて、ご飯と食べてもいけますよ、これ！

グリーンカレー

次はグリーンカレーいってみましょう。タイと言えばグリーンカレーは定番ですよね。甘くて辛いあの感じは再現できているのか！？では、実食。あ～そうきたか～！ココナッツミルクの甘みのあとにグリーンカレーの風味、そしてピリッと辛い。辛味がとてもいいですね。スパイス感こそ弱めですが、ちゃんとグリーンカレーしています。こちらも悪くない。カレー感を残しつつ、スープになっております。美味しいですね。

トムヤム

皆さんお馴染みトムヤムクン。あの酸味と海老の旨味が最高に美味しい日本で一番知られているタイ料理ではないでしょうか。トムヤムクンとは、トム（煮る）ヤム（混ぜる）海老（クン）という意味のタイ語で、タイではエビ以外にも酸っぱくて辛いスープのことをトムヤムと呼びます。では、実食。あの酸っぱくて辛いスープのイメージそのままですが、酸味は薄めでクリーミーさがあります。エビの風味を感じたので、原材料欄を見るとエビも入っているみたいですね。トムヤム自体がスープであることから、どうしても期待値が上がってしまい若干拍子抜け感はありますが、これはこれで悪くない。インスタントスープとしては十分に美味しいです。

まとめ

今回は、業務スーパーのアジアンインスタントスープシリーズから、トムヤム、マッサマンカレー、グリーンカレーの3商品をいただきました。それぞれの料理の特徴をしっかり活かし、どれもしっかりアジアンなお味。値段がとても安いので非常にコスパがいい商品だという感想です。もちろん、インスタントスープとしてそのまま食べるのも美味しいですが、ごはんと一緒に食べたり、アレンジも楽しめそうです。見かけたらぜひ一度お試しあれ！