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2児の小学生ママが実践。絵本で少しずつ進めた、自分を大切にする性教育

ぴょこぴょこぴ暮らしアドバイザー

こんにちは。

掃除や片づけなどを中心に、暮らしについて発信している、ぴょこぴょこぴです。

お子さんがいらっしゃる方は、ご家庭での性教育ってされていますか?

私たち夫婦は、40代後半。詳しい性教育を受けていない世代です。

子どもから「赤ちゃんはどうやってお腹に来るの?」など聞かれるとドキドキ。

でも、避けてばかりはいられない、と考えるようになって、絵本を頼りに性教育をスタートしました。

性教育をしたいと考えた理由は6つ

①自分は大切な存在だと知ってほしい

②性犯罪の被害者になってほしくない

③性被害にあってしまった場合、一人で抱え込んでほしくない

④正しい知識がなかったことが理由で、妊娠してほしくない

⑤性的ないじめや、性犯罪の加害者になってほしくない

⑥多様な性を知ってほしい(男女のカップルとは限らない)

性教育をスタートしたのは、長女が小学3年生、次女が年長さんのとき

子どもに性教育をするって、戸惑いがありますよね。

もちろん、私も戸惑いました。

そこで、参考になったのは、子ども向けの性教育の絵本や、大人向けの性教育の本。

体の成長のことや、男女の体の違いをふんわりと描いている絵本から、どうやって赤ちゃんを作るのか、どうやって生まれてくるかなどしっかり書かれた絵本まで、いろいろありました。

恐れていた、性にまつわる質問攻め

体の仕組みについて教えてくれる絵本を何冊か読んだあと、具体的な絵本を読んだ時、子どもたちは驚いたようでした。

何度も繰り返し読んだあと、恐れていた質問攻めが。

性教育に取り組もう!と決めたのは私ですが、苦手な話題です。

どんどん飛んでくる質問に逃げずに答えるのは、とても大変でしたが、子どもた本気で向きあう大切な時間だと考えて、取り組みました。

質問の中で「お父さんとお母さんは、今でもしてるの!?」というような、プライベートすぎる質問については、さすがに答えたくありません。

そんなときは「それはお父さんとお母さんの大切な秘密。教えないよー!」となるべく明るく答えるようにしました。

そのような質問は、「他の人にその質問はしちゃだめだよ」と教えるよい機会にもなりました。

性教育を始めて3年。長女は小学6年生、次女は小学2年生に

小学6年生になった長女は、体が変化して、大人に近づいていくのが嬉しい様子。

体の変化で、心配になったり嬉しく思ったことは、よく話してくれます。

隠さず話してくれることで、私も対応しやすく、助かっています。

また、次女が性についての質問をしてくると、長女が次女に絵本を見せながら、代わりに答えてくれるようになりました。

私はふたりのやり取りを聞くことで、理解が間違っていないか、性に対する考え方が偏っていないか、など確認できるので良い機会になっています。

性教育の絵本に共通するメッセージ

性教育をすると、「性に奔放になってしまうのでは?」と心配になるかもしれません。

性教育の絵本に共通するのは「あなたは大切な存在、あなたの体はあなたの大切なもの」というメッセージです。

体のこと、身の守り方、相手に対する配慮、性の衝動は自然なものだけど人には見せないで、など多岐にわたって描かれているものも多くあります。

性教育の本は、性について奔放になることも、逆に嫌悪感を抱くこともなく、正しい知識を付ける大切な道しるべになるもの。

お子さんはとっても大事な存在だということを改めて伝える機会にもなります。

ぜひ、ご家庭で性教育の絵本を少しずつ取り入れてみませんか?

読んでくださり、ありがとうございます。

今日もよい一日になりますように。

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暮らしアドバイザー

4時起きルーティン家事、防災、掃除、収納など、暮らしの工夫をInstagramを中心に発信。「日常の動きの中で効率的に家事を行う」ことを意識して、暮らしを整えています。夫と小学生2人の娘と4人暮らし。著書『考えない家事』(主婦と生活社)。台湾版『家事常規化,無腦整理術』(采實文化事業股份有限公司)翻訳出版。Blessingから「1日を整えるノート」を発売。整理収納アドバイザー1級、クリンネスト1級、防災備蓄収納1級プランナー

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