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睡眠の質低下も!?夜間に足がつる3つの原因

rina 睡眠インテリア睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

夜中、寝ているとき急に足がつるという経験はありませんか?目が覚めてしまい、しばらく痛みが続くので、頻繁に起こってしまう方はかなりのストレスに感じられるのではないでしょうか。

この記事で紹介すること
・足がつるとは?
・足がつる原因3選

・足がつる症状とは?

寝ているときに、急に足がつって痛みが続くという経験はありませんか?筋肉のけいれんによって起こる症状で、「こむら返り」ともいわれます。
こむら返りの症状は年間を通して起こる可能性はありますが、特に夏場に症状が出やすい方が多いかもしれません。
睡眠の質の低下につながりかねませんので、予防が大切です。

・足がつる原因3選

❶ミネラル不足

ミネラルとは、ナトリウム、マグネシウム、カリウム、カルシウムなどで、体の代謝や機能の維持に必要な栄養素です。
ミネラルの中でも特に気を付けたいのがマグネシウム不足です。マグネシウムは筋肉の働きに関わっているため、不足すると筋肉が緊張、けいれんしやすくなってしまいます。
マグネシウムを含む食品は、海藻類、ほうれん草、枝豆、アーモンド、ごま、玄米などです。また皮膚から吸収させる方法もあるため、入浴剤やオイルタイプ、スプレータイプで補うこともできます。

❷水分不足

体の水分が不足することでも、ミネラルバランスが崩れやすくなります。
睡眠時は数時間水分を取れない状態が続く時間帯なので、水分不足状態になりやすいです。さらに夏は汗をかきやすい状態なので、余計に水分が不足しがちになってしまいます。夕食時~就寝前にはコップ1杯程度のお水を飲みましょう。この時、アルコールやカフェイン、ジュースや糖類が含まれるスポーツドリングは控えましょう。これらは体内への水分補給にならなかったり、睡眠の質を低下させたりしてしまいます。

❸体の冷え

冷房のかけすぎなどで体が冷えてしまうと、筋肉が収縮しやすくなり足がつりやすくなってしまいます。エアコンの風が体へ直接当たらないように気を付けましょう。
冷やさないことも大切ですし、日中に適度な運動やストレッチをして筋肉の緊張状態を緩めることも大切です。

さいごに
いかがでしたでしょうか。水分が不足しがちな夏は特に就寝中に足がつりやすくなります。しばらく痛みが続き、睡眠の質も低下してしまいますので、対策を取りつつ快眠を目指しましょう。

睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

上級睡眠健康指導士、インテリアコーディネーター、薬剤師。 睡眠の質を上げる!?インテリアコーディネートのコツを発信したり、健康系やインテリア系記事のライターをしたり、薬局で勤務したりしています。

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