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仕事の不調は睡眠不足が原因!?睡眠の質低下につながる働き方3選

rina 睡眠インテリア睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

日本人は世界から見て働きすぎといわれており、その分睡眠を疎かにしてしまう人が多い傾向です。OECDが行った世界33か国の睡眠時間調査によると、日本人の平均睡眠時間は調査国中最下位という結果でした。

この記事で紹介すること
・睡眠時間と作業効率
・睡眠の質低下につながる働き方3選

・睡眠時間と作業効率

必要な睡眠時間は個人差がありますが、日本人には睡眠時間が不足している人が多いといわれています。
睡眠時間が足りなかったり、睡眠の質が低下したりしてしまうと、日中のダルさや作業効率の低下などが引き起こされます。
ある研究によると、睡眠時間が不十分なことによる日本の経済損失は年間15兆円ともいわれています。働き世代の方は特に睡眠時間が短い傾向にあるので、睡眠時間の確保と質の良い睡眠をとることで日中のパフォーマンス向上が期待できる可能性が高いです。

・睡眠の質低下につながる働き方3選

❶長時間労働

長い時間仕事に時間をとられる分、睡眠時間や自由に使える時間が少なくなってしまいます。睡眠時間が十分に確保しにくくなってしまいますし、自由時間が減ることでストレス発散やリフレッシュできなくなり睡眠の質が低下してしまいやすくなることも考えられます。

❷寝る直前まで仕事

仕事が終わらないからといって寝る直前まで仕事をしてしまうと寝付きの悪化や、睡眠の質が低下してしまいます。仕事をしていると頭が冴えるため、交感神経が優位な状態になります。寝る直前まで仕事で頭を働かせていると自然な眠気は起こりにくいので、寝る前は仕事をせずリラックスして過ごす時間を確保しましょう。

❸仕事終わりや仕事中の夜食

仕事終わりの遅い時間に食事をとったり、夜の仕事中に夜食を食べながら作業をしたりすると、食事と就寝までの時間が短くなりがちです。食べた食事を消化しきれないまま寝ようとしても、自然な眠気が起こらなかったり睡眠の質が低下したりしてしまいます。さらに食事によって血糖値が上がった状態のままでも質の良い睡眠は得られにくくなります。食事は就寝の3時間前が目安です。夕食の時間帯を考慮して、1日の仕事のスケジュールを組みましょう。

さいごに
仕事に追われてしまうと睡眠をおろそかにしてしまいがちですが、短い睡眠時間や質の悪い睡眠は仕事のパフォーマンスを低下させてしまいます。十分な睡眠時間と、質の良い睡眠をとる生活を続けることで作業効率が上がり、結果的に仕事がより進む可能性があります。しっかり働くためには、まず睡眠を大切にしましょう。

睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

上級睡眠健康指導士、インテリアコーディネーター、薬剤師。 睡眠の質を上げる!?インテリアコーディネートのコツを発信したり、健康系やインテリア系記事のライターをしたり、薬局で勤務したりしています。

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