実は睡眠の質低下も!?知っておきたい靴下を履いたまま寝るデメリット3選
寒い時期は、就寝時に足先が冷えるからといって靴下を履いたまま寝る方がいらっしゃるようです。しかし、基本的には靴下を履いたままの就寝はおすすめできません。
この記事で紹介すること
・質の良い睡眠とは?
・靴下を履いたまま寝るデメリット3選
・質の良い睡眠とは?
睡眠時間を十分確保していても、睡眠の質が悪ければ十分な睡眠とはいえません。質の良い睡眠が取れている目安は、朝すっきりと目覚められる、日中に過度な眠気が起こらない、ダルさや疲労感を感じないことです。休日に寝だめが必要と感じられている場合も、睡眠時間の不足に加え、睡眠の質が低下している可能性が考えられます。
・靴下を履いたまま寝るデメリット3選
❶体温が下がりにくく、睡眠の質が低下
睡眠時は、起きている時より体温を低くしようと体が働きます。体温が低くなることで自然な眠気と質の良い睡眠が得られやすいことが分かっています。体温を下げるためには足から熱を放出しますが、靴下を履いていると熱をうまく放出できず、体温が下がりにくくなってしまいます。体温が十分に下がらないと、質の良い睡眠は得られにくくなります。
❷足が蒸れる
寝ているときは特に脚から熱を放散するため、足の裏は汗をかきやすい部位です。足が蒸れることで不快に感じてしまうと、睡眠の質が低下しやすくなってしまいます。また、過度に汗をかくことで体温が奪われ、逆に冷えを感じてしまう可能性もあります。
❸締め付けにより血流が悪くなる
靴下で足首やふくらはぎを締め付けることで、血行が悪くなる可能性があります。血行が悪いと冷えの原因にもなりかねません。足が冷たいからといって締め付けが強めの靴下を履いたまま寝てしまうと、冷えは悪化してしまうかもしれません。
さいごに
いかがでしたでしょうか?寒い時期は靴下を履いて寝る方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的にはおすすめできません。寝る前に布団を湯たんぽや電気毛布で温めておいたり、足のマッサージなどをして血流を良くしたり、足首のみを覆うレッグウォーマーを履いたりと、寝る前には靴下は脱ぐようにしましょう。