睡眠の質向上も!?意外と知らない大豆の健康メリット3選
近年、健康的な食事として世界でも注目されつつある日本食ですが、その代表的な食材の1つが「大豆」です。
大豆はたんぱく質や栄養素がたくさん含まれている「ヘルシーな食品」という認識はあるかもしれませんが、実際にどのような良い働きをしているのか知っていますか?
・日本人と大豆
豆腐、納豆、味噌、豆乳など、大豆は日本人に馴染みのある食品の1つです。古くから大豆は食事に取り入れられており、米で不足するたんぱく質やビタミン、ミネラルを大豆で補っていたといわれています。
また節分で無病息災を願う「豆まき」に大豆が使用されています。豆類の中でも大豆は特に粒が大きいため、大豆が鬼の退治に最適ということから豆まきに使用されているという説があるようです。
大豆は日本の文化にも溶け込んでいる食材です。
・大豆のメリット3選
❶睡眠の質が上がる
大豆はタンパク質が豊富で、バランスよく含まれています。
タンパク質を構成するアミノ酸の一種「トリプトファン」は、睡眠ホルモン「メラトニン」の原料となることがわかっています。もちろん大豆にもトリプトファンが含まれています。質の良い睡眠を得るには夜にメラトニンを体内で分泌させる必要があるため、朝に大豆などで原料となるトリプトファンを摂取することが大切です。朝食に大豆製品を取り入れましょう。
❷コレステロール値へ良い影響をもたらす
大豆に含まれるサポニンという成分には、コレステロールを下げる働きがあるとされています。またサポニンには脂肪の吸収を抑える働きもあるため、肥満予防も期待できそうです。
ダイエット中の方にも特におすすめの食材です。
❸肌の調子が整う
大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。エストロゲンは女性らしさのほか、肌のハリや潤いなどにも良い影響をもたらすとされています。女性はもちろん、男性へもメリットとなるでしょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか?大豆は私たちの体へ欠かせない様々な栄養を多く含むヘルシーな食品です。
ただし良い成分が含まれているからといって、取りすぎは控えましょう。適量を食事に取り入れて、食事を楽しみつつ健康や美しさも一緒に手に入れましょう。