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加齢によって必要な睡眠時間は短くなる!?知っておきたい年齢別、必要な平均睡眠時間とは

rina 睡眠インテリア睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

数十年、睡眠時間を変えずに過ごしていませんか?規則正しい生活を長年続けていることは健康的だと思いがちですが、実は適切な睡眠時間は年齢によって少しずつ変化することがわかっています。

・寝すぎのリスク

寝れば寝るほど体が休まると思っていませんか?寝すぎることでも体には負担がかかります。逆に疲労が溜まってしまったり、頭痛が起こりやすくなったり、糖尿病や心臓病などのリスクが高くなることもわかっています。現在の自分に合わせた、適切な時間の睡眠をとるようにしましょう。

・必要な睡眠時間の目安

ショートスリーパー、ロングスリーパーが存在するように、必要とされる最適な睡眠時間は人によって異なります。適切な睡眠時間がとれている状態の目安は、朝すっきり目覚められている、疲労感が残らない、日中に強い眠気が起こらない、日中活動的に過ごせるなどが挙げられます。
また個人差のほかに、年齢によっても変化することがわかっています。

・年齢別の必要な平均睡眠時間

睡眠時間には個人差がありますが、平均的な年齢ごとの必要睡眠時間はこちらです。

・15歳 約8時間
・25歳 約7時間
・45歳 約6.5時間
・65歳 約6時間

個人差はありますが、年齢を重ねるごとに必要とされる睡眠時間は短くなります。
「若い頃より長時間眠れなくなった」と不安に感じても、加齢により必要な睡眠時間が短くなっただけなので気にする必要がない場合もあります。
朝のすっきりとした目覚め、日中の強い眠気や疲労感などが問題なければ、加齢による睡眠時間の減少は特に気にする必要がない可能性があります。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
年齢によって必要な睡眠時間は変化します。若い頃より眠れなくなってもそれは自然なことで、特に気にする必要がない場合もあります。ただし寝足りない、疲れが取れないと感じているようでしたら、睡眠対策や治療が必要なこともあるので気を付けましょう。

睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

上級睡眠健康指導士、インテリアコーディネーター、薬剤師。 睡眠の質を上げる!?インテリアコーディネートのコツを発信したり、健康系やインテリア系記事のライターをしたり、薬局で勤務したりしています。

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