Yahoo!ニュース

寒暖差疲労で睡眠不調も!?この時期やっておきたい寒暖差不調への対策3つを睡眠健康指導士が紹介

rina 睡眠インテリア睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

季節の変わり目や、日中と夜の気温差が激しいこの時期は、寒暖差疲労が起こりやすいといわれています。疲れ、頭痛、めまい、むくみ、イライラ、睡眠の不調など、さまざまな不調が現れやすくなっているので対策を取ることをおすすめします。

・寒暖差疲労が起こりやすい条件

個人差はありますが、1日のうちの気温差が7度以上あると身体には負担がかかるとされています。季節の変わり目はもちろん、過度な冷暖房も体には負担になることがあります。
寒暖差が大きいと体の自律神経が乱れてしまうため、疲労や頭痛、便秘や下痢、頭痛や肩こりなど複数の症状が出やすくなってしまいます。季節の変わり目は積極的な寒暖差対策を行いましょう。

・寒暖差疲労への対策3選

❶入浴で自律神経を調える

入浴することで適度に体が温まり、リラックスすることができます。ただ、熱過ぎる湯船だと交感神経が優位になり体が活動的になってしまうので逆効果です。理想的な条件は、約38~40度、約15~20分、寝る1.5~2時間前が目安です。

❷適度な運動

寒暖差疲労で体のダルさや疲れを感じることがありますが、それでも日中は適度に体を動かすことが大切です。ウォーキングやストレッチなど軽い運動でも、自律神経が調いやすくなる可能性はあります。体の疲れを感じていても、無理のない程度に体を動かすようにしましょう。
ただし寝る前に激しい運動をしてしまうと体は興奮状態が続き、就寝時になっても自然な眠気が起こりにくくなるため要注意です。就寝前の過度な運動は控えましょう。

❸規則正しい生活

ダルさや疲れを感じているからといって、休日に昼頃まで寝ていたり、日中に昼寝を30分以上したりしていませんか?寝すぎにより体内時計が乱れてしまうため、疲れが取れるどころか逆に疲労が蓄積してしまい逆効果です。

夜の睡眠時間を長めに取りたい場合は、いつもの睡眠時間プラス2時間までが体に負担のかからない目安です。体を休めることは大切ですが、寒暖差による不調の場合は規則正しい生活を送りましょう。

さいごに

気温差の激しいこの時期は、誰もが体に負担のかかりやすい状況です。疲れをはじめ、頭痛、めまい、むくみ、イライラ、睡眠の不調など多くの症状が現れやすい時期なので、症状が出ないうちに積極的な対策を行っておきましょう。

睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

上級睡眠健康指導士、インテリアコーディネーター、薬剤師。 睡眠の質を上げる!?インテリアコーディネートのコツを発信したり、健康系やインテリア系記事のライターをしたり、薬局で勤務したりしています。

rina 睡眠インテリアの最近の記事