日中の眠気、実は春ダルの影響!?この時期注意したい春ダル症状3選と、知っておきたい春ダル対策
季節の変わり目の春は、誰もが体の不調を感じやすくなっている時期です。「春ダル」の特徴を知るとともに、この時期特有の不調に備えておきましょう。
・春ダルとは・・
春ダルとは、春の寒暖差や気圧変化の影響で自律神経が乱れることによって現れる不調です。特に春の気温差は大きいので、多くの方が体調を崩しやすい季節です。気温差の目安は「7度」です。昼と夜の寒暖差や、前日との気温差が大きい日は要注意です。
毎年この時期に心も体も不調を感じている方は、「春ダル」の影響かもしれません。
・春ダルの症状3選とおすすめ対策
❶日中の眠気
春は自律神経の乱れの中でも、副交感神経が優位になりやすい時期です。体が過度なリラックス状態となり、日中の眠気やダルさ、やる気の低下などの症状が出やすくなってしまいます。
日中は適度に体を動かすようにして、メリハリのある生活を過ごすようにしましょう。
❷頭痛やめまい
春は気圧の変動が大きい時期です。気圧の変化により自律神経が乱れ、頭痛やめまいが起こりやすくなっています。
気圧の変化には耳栓が効果的な場合もあるので、一度試してみるのがおすすめです。
❸疲れ、イライラ感
体の不調はもちろん、心の不調を感じることもあります。やる気が出なかったり、小さいことでイライラしてしまったりする原因は、季節的な影響も考えられます。
一日の終わりには、約38~40度のぬるめのお風呂に入り、体も心もリラックスさせましょう。熱いお湯だと交感神経が優位になりすぎてしまい、リラックスどころか寝つきの悪化や血圧が上昇してしまう可能性もあります。気をつけましょう。
さいごに
春の気候は変わりやすく、私たちの体へ負担になってしまうことがあります。さらに春は新年度が始まる時期なので、職場が変わったり生活環境が変わったりと精神的に疲れやすくなっている方も多いかもしれません。
季節の変化と新年度による変化、ダブルで負担がかかってしまっています。春の不調が起こる前に、積極的な対策を行っておきましょう。