宮崎市青島神宮の参道で気になり、足を運んで食べた「明石焼」。

明石焼＝たこ焼きをだしにつけて食べるイメージだったのが、“本物”を口にして、たこ焼きとは異なる味わいに感動しました。

明石焼は兵庫県のソウルフード。

地元明石では昔から「玉子焼」と呼ばれていて、明石のまちのPRのために「明石焼」と呼ばれるようになったのだそう。

明石焼がルーツとなり、たこ焼きが誕生したと言われています。

たこ焼きの材料が「卵・だし汁・小麦粉」なのに対して、明石焼（玉子焼）は「卵・だし汁・小麦粉・じん粉（小麦粉のでんぷん質）」。

明石焼はとてもやわらかいので菜箸を使って焼き、銅鍋をひっくり返してそのまま器となる「あげ板」へ。

たこ焼きが丸い形なのに対し、明石焼は柔らかいので平べったい形です。

アツアツのまま、おだしにつけていただきます。

具はタコだけなので、ふわとろ玉子風味の優しい味わいです。

いくらでも食べられてしまいそうな美味しさで、“一度食べたらリピーターになる人が多い”というのも納得です。

店主の青柳さんはサーフィンがきっかけとなり、神戸から青島に家族で移住。

宮崎の人にも地元兵庫県のソウルフード「明石たまご焼き」の美味しさを知って欲しくて、2018年から看板メニューにしたのだそう。

「マヨネーズ＋黒胡椒もおすすめ」「地元ではソースをつけてから、だしで食べる人も多い」なんてお話も聞けて、試しながら最後まで美味しく食べることができました。

店舗の名前は『わくわくショップ青島参道店』。

店頭では駄菓子の販売、店舗奥のレンタルスペースではイベントが行われたり“わくわく”が溢れたお店です。

青島に行った際には、ぜひ“本格ふわとろ”な明石たまご焼きを味わいに寄ってみてくださいね。

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