お庭を充実させるだけでなくメンテナンスも楽にするカラーリーフ、ヒューケラ あなたはいくつ持っている?
春のガーデニングシーズン、花壇やお庭に植える植物を探している方も多いと思います。一年草、多年草、宿根草、低木、色々ありますが、高さや色どりに変化をつけることでお庭がより充実したものになります。色どりは花だけでなく、葉の色を変えるとメリハリが、さらに葉の形でも変化を付けることができます。
人気のカラーリーフ ヒューケラ
ヒューケラの優れた点
- 常緑多年草
- 日陰の庭でも育つ
- 耐寒性がある
- 管理が楽
- 種類が豊富
ヒューケラは一年を通して美しい葉の色を楽しむことができます。春には可愛い花を見ることもできます。シェードガーデンでもよく使われ、日なたから日陰まで植えることができますが、実際に植えてみたところ、真夏の直射日光が長時間当たる場所はあまり向いているとは言えません。一方、寒さには強い品種が多く、寒冷地でも耐えるようです。管理については後述しますが、手入れも楽で、種類も多く、ぜひお庭に取り入れたい植物です。
ヒューケラの種類
ヒューケラはグリーン、ライム、赤、オレンジ、パープル、シルバー系など様々な色が揃っています。お店でよく見かける、PW(PROVEN WINNERS)のヒューケラドルチェや株式会社ハルディンのヒューケラを合わせると数十種類にもなります。
ヒューケラの管理
ヒューケラの育て方は、特に難しいことはありません。地植え、鉢植え、どちらでも問題なく育てることができます。春と秋に緩効性の肥料を与える、枯れ葉などは随時取り除きましょう。
春を迎え、株元を見てみると、画像右側のように枯れた葉が株元に多く見られます。これらを取り除き、緩効性肥料を置くだけです。鉢植えの場合は水切れさせないようにしましょう。
ヒューケラの挿し芽
ヒューケラを増やしたいときは、株分けします。ヒューケラは一つの茎から複数の葉が出ているような形になっています。購入した苗を育て、しばらくすると複数の株立ちした様子が見られます。生長点は葉の茎の付け根のあたりにありますので、分ける時は掘り起こして、茎を根を付けた状態で切り離します。
切り離したものを小さいスリット鉢で育てた様子です。根も付けて切り離していますので、順調に生育しました。
様々な色のヒューケラを画像で紹介してきました。ひとつ植えると、色々揃えたくなること必須です。ぜひ育ててみてください。