【姫路市】手焼きあなごの奥行きを最大限に広げる秘伝のタレ。丼と弁当は30日の土用の丑の日200円引き
どんな人気商品でも人によって好き嫌いは分かれます。しかし、この店のあなごに限ってはかなり高い確率で「大好き」との感想が聞かれるのではないでしょうか。網干区興浜の「あなごの大孝」。店舗南には播磨灘が広がり、近くに「網干なぎさ公園」や「エコパークあぼし 姫路市立網干環境楽習センター」があります。
あなご工場隣接、テイクアウトやイートインで
加工工場に隣接して、焼きあなご・煮あなごの量り売りや弁当などのテイクアウトスペース、丼をはじめとするメニューがいただける店舗が。約6年前にテイクアウトからスタートしました。
テイクアウトスペースには、お客さんの要望を受けてテーブルとイスを設置。海風が通るので、気候の良い時期は気持ちよさそう。
遠方からの来店者が増え、店舗内での飲食を望む声もあったとのことで、1年後にイートインスペースが誕生しました。
半世紀にわたって伝わるタレが活躍
同店のあなごの焼き方やタレは、忠実に受け継いできたものです。企画・販売担当の堀さとみさんから説明を受けました。「タレはもともと夫の母が営んでいた鮮魚店時代の製法なので半世紀の歴史になりますね。夫とあなご専門店『大慶海産』を経営していたときも、夫が亡くなった後『あなごの大孝』として再出発した今も変わっていません」とのこと。「あなごの大孝」代表を大慶海産時代に工場長だった寺田孝宣さんが務め、手法と味を守り続けています。
看板メニューは「あなご弁当」(テイクアウト)と「あなご丼」(イートイン)。テイクアウト利用者が多数を占めるようですが、千姫はイートインで丼を。
あなご丼は特上、中、ミニの3種で、いずれも瀬戸内産あなごを使用。それぞれ、あなご、ご飯の量が違います。丼を作ってもらっている間に、メニューを見ていると贈答用も紹介されていました。店舗でも受注できますが、通販サイトはこちら。
皮目はパリッと香ばしく、身は厚く
「あなご丼」がテーブルへ。
一切れが、とても大きい。
一気に焼きあげると聞いた皮目はパリッとしていて、香ばしい。身は厚みがあって、焼きあなごの頭でだしをとる秘伝のタレが絡み、味に奥行きを出している。タレ自体が、さりげなくあなごをサポートしているイメージ。半世紀もの間、伝承されてきた重みを感じました。
タレのみの販売もしています。
お米は加西市の農家から。冷めても味わい深いのが特徴。弁当にも最適ですね。
遠くから月1で通うファン、決まって立ち寄るトラック運転手、仕事で姫路を訪れた際に必ず注文する著名人、などたくさんの人々を魅了しています。
お得情報
7月30日(日)土用の丑の日:「あなご弁当」「あなご丼」の特上・中が200円引きに!
●弁当(テイクアウト)特上2100円→1900円 / 中1600円→1400円
●丼(イートイン)特上2150円→1950円 / 中1650円→1450円
※あなご弁当は予約がおすすめ
※テイクアウトも15:00まで(網干川まつり花火大会における交通規制のため)
他にも、煮あなごと焼きあなごの両方がのった丼やあなごの天ぷら丼、あなごを丸ごと1本使った箱寿司(テイクアウト限定)、と食してみたいメニューは多彩。土用の丑の日でなくても定期的に通ってしまいそう。
あなごの大孝
住所:兵庫県姫路市網干区興浜2093-133
電話番号:079-280-2184
営業時間:テイクアウト10:00~17:00 / イートイン11:00~15:00
定休日:無休 ※お盆休みは8月16~18日
駐車場:あり