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シリーズ初期の傑作?しかし可動域は脚のデザインがネックに…

シゲチャンネルプラモデラー

こんにちは!
ガンプラをライフワークとするモデラ― シゲユキです。

当記事では、

ガンプラの「可動チェック」を紹介しています!


今回のガンプラは、

ゲルググマリーネ です!

品名:HG 1/144 ゲルググマリーネ [MS-14F] / HGUC 016
定価:1,320円(税込)
発売日:2000年10月下旬
販売形態:一般販売

最寄りのプラモデルお取扱店でお買い求めいただけます。
ネットではガンプラの高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。

HG(ハイグレード)
ガンプラで最もスタンダードな1/144スケールのブランド。

HGUC(High Grade Universal Century)
宇宙世紀を舞台にしたガンダムシリーズ。

◆HGUC No.016 ゲルググマリーネ◆

「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」に登場するジオンの量産機。

一年戦争末期に開発された「ゲルググ」の海兵隊仕様で、ノーマルよりグラマラスなシルエットが特徴です。

キットとしてもその外観がシッカリ再現されています!ヵッコ(●゚▽゚)ィィ!

ジオン(ジオン公国)
ガンダム作品に登場する架空の国家。作中では一般的に敵方。

◆可動チェック◆

それでは早速、当キットの可動についてご紹介します!

頭部

頭部の接続はポリキャップ製のボールジョイントです。

ポリキャップ
主にプラモデルの関節部分に使われる、柔軟性があって摩耗しづらいPE(ポリエチレン)製のパーツ。

前後スイング。

左右スイング。
いずれもジョイントの遊び程度しか動きません。ほぼ固定です。

回転は360度回ります。

モノアイは固定ですが、シールなので向きは自由に選べます。

モノアイ
ガンダム作品に見られる「一つ目のようなデザインの単眼カメラ」のこと。

腕部

軸関節で胸部に接続。

ショルダーアーマーは軸に挟み込む仕様です。

肩にはスイング軸があり、限界まで上げるとこれくらい。

回転はショルダーアーマーが若干擦れますが、360度回ります。

二の腕も軸関節で360度回転。

肘は90度近く曲がります。

ハンドパーツはボールジョイント接続です。

バックパック

プロペラントタンクがポリキャップで接続されています。

ほとんど分からない程度ですが、ちょっとだけ前後スイング可能です。

腰部

軸関節で腹部に接続。腹部側はポリキャップです。

回転はこれくらいで限界。パーツ干渉でほとんど回りません。

リアアーマー裏側にはノズルがあり、こんな感じでスイング可能。

横にも動きます。

脚部

ボールジョイントで股関節に接続。

脚部側はジョイントの受けが埋まっているだけで、可動箇所はありません。

開脚はまぁまぁですね。

前後はあまり足が上がりませんが、HGUC初期のキットですし無難なところだと思います。

膝は一応二重関節です。でも曲がるのは90度程度。

足首はボールジョイント(下腿部側)と前後スイング(足部側)の複合関節です。

スイング幅はイマイチ。

つま先は結構上がりますが、下腿部のフレアパーツ(すその部分)が干渉して全体的に窮屈です。

フレア内部にもスイングするノズルがあります。
もちろん実際は足部があるので、ここまで動きません…。

接地性は必要十分といった感じ。

そもそも足首があまり動きませんからね。(;^_^A

膝を曲げてもこんなもんです。
フレア部分が地面に干渉するので、デザイン上仕方ありません…。
(足首を少し引き出せると良かったかも?)

ただ足部が大きいので安定性は良好です!

◆まとめ◆

  • HGUCシリーズ初期(No.016)のキットです。
  • ポリキャプ製のボールジョイントが多用されています。
  • 膝に二重関節が採用されていますが90度程しか曲がりません。
  • デザイン上、すそと地面が干渉しがちです。

以上、HG「ゲルググマリーネ」の可動チェックでした。

その他、付属品のプレイバリューや詳細に関しては、過去のレビュー記事(Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム)もしくは、YouTubeのレビュー動画をご覧いただければ幸いです。

レビュー(YouTube)

プラモデラー

ガンプラをライフワークとするモデラ―。ガンプラほか、主にバンダイ製キットの製品内容などを紹介しています。

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