どうも、いわきのグルメを追い求める保険屋 SMILE AGAIN です。

今回も美味しいお店をご紹介したいと思います。

スパリゾート ハワイアンズの近くに、常磐自動車道 いわき湯本IC（インターチェンジ）があります。

そこから小名浜方面にのびる、両側4車線の広々とした幹線道路。

県道14号線、通称 いわき石川バイパス。

その県道14号線沿いの常磐西郷地区に、ドラッグストアや大型スーパー、ホームセンターにファミレス、飲食店などが立ち並ぶ一大商業地域があります。

その商業地域に立ち寄れば、食事や大抵の買い物は済ませることができるでしょう。

それだけ集客性の高い地域です。

ただ今回、いわきのグルメを追い求めてやってきたお店は、その商業地域の一角にはありません。

いつも賑わう商業地域からはちょっと離れた、もしかすると見逃してしまいそうな路地裏で、なかなかのオーラを放ちながらそのお店は存在しています。

お店の名前は、町の小さな中華屋さん「ろくめい（鹿鳴）」。

私自身、小さな保険屋を営んでいるせいか大きなチェーン店よりも、小さくても個性を主張しているようなお店に惹かれてしまうんですよね。

ただ、それほどお店は小さくありませんが。

店内も十分な広さがあるでしょう。

さっそくメニューを拝見。

「定食」や「麺類」、「点心」まで、中華の定番から大皿料理としっかり充実していますね。

それよりも気になったのが、写真付きでドンっとアピールしている「俺の担々麺 1,000円」＆「ダールー麺 950円」。

ダールー麺って何？

とは思ったものの、「俺の担々麺」の「俺の」が気になったので「担々麺」にしてみることに。

ただの「担々麺」ではなく「俺の担々麵」とネーミングにこだわっているあたり、”相当な自信アリ”とみました。

店内はお昼時や春休みということもあり、ご家族連れで大賑わい。

この盛況ぶりは、美味しさの証でしょう。

しばしお店の雰囲気を味わっていると、山椒っぽい香りをまとって「俺の担々麺」が登場。

これは見た目も香りもいい感じです。

まずはスープから。

コクのあるゴマ風味でシャキッと辛いスープは、後を引く美味しさ。

ゴマ風味にラー油や山椒、あるいは香辛料っぽさがほどよく絡み合い、奥行きのある”辛うま”スープを形成しています。

これはクセになりそう。

細すぎず太すぎない中太ちぢれ麺も、上手にスープと絡みます。

けっこう辛さが際立っていますが、それ以上に旨味も十分。

なにより辛さにキレがあるので、いつまでも辛さが口の中に残っていません。

甘めに味付けされた豚ひき肉や彩り鮮やかなチンゲン菜も、風味や食感がいいアクセントになっています。

スープといい、具材の豚挽き肉やチンゲン菜といい、いっしょについてくるゴハンとの相性も抜群です。

お店自体は、まわりの商業地域からすると目立たない場所にありますが、味わい的には折り紙付き。

みなさんも「ろくめい」さんに足を運べば、きっと満足していただけますよ。

次回は「ダールー麺」、いっときますか！