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【いわき市】森の中のパティシエが、丹精込めて生み出す「メープルプリン」。心が落ち着く味わいです。

SMILE AGAINいわきのグルメを追い求める保険屋(いわき市)

どうも、いわきのグルメを追い求める保険屋 SMILE AGAIN です。

ご存知だとは思いますがここいわき市はかなりの面積を誇り、海沿いに面した地区もあれば内陸部や山沿いの地域もあり、場所によってはまったく違う表情が見られることもしばしば。

なので、行ったこともない知らない地区もあったりして、いまだに新しい発見が見つかることも多々あります。

そして今回は、絶品プリンを生み出すパティシエがいるとの情報を得て、やってきたのはいわき市の入遠野(いりとおの)。

のどかな田園地帯を車で走らせれば、街中では味わえない清々しい空気が心を和ませてくれるでしょう。

そうこうしているうちに、ほどなくして見えてきました。

今回の舞台である「塩屋菓子店」さんが。

目の前には入遠野小学校がありますので、お店は比較的見つけやすいかと思います。

外見もちょっとした昔ながらの商店に見えますが、しっかり和洋菓子店なのでご安心を。

お店にお伺いすれば気さくな店主が、にこやかに出迎えてくれるでしょう。

ご挨拶を交わして店内を見わたすと、ショーケースにお目当ての「とろ~りメープルプリン」を発見。

ただし、残りわずか。

さすが人気店の人気スイーツだけのことはあります。

無くなる前にさっそく購入してみました。

第一印象からしてこの「メープルプリン」、色合いといい容器に入った表情といい、全体の雰囲気からは何ともいえない愛らしさが伝わってきます。

まずは一口。

これはもう、見た目通り。

なめらかさが際立っていますね。

口の中ですんなり馴染んでいく見事な口溶け。

そこにメープルシロップらしいやわらかな甘さと、品の良い香草っぽい香りが余韻となって味わいを高めてくれます。

しかも通常のプリンのように”カラメル”が入っていないので、ビターっぽさや焼き菓子のようなロースト感が感じられず、初めから終わりまでやさしい味わいが継続するあたりはかなり好感が持てるポイント。

上部の白いクリームが絶妙に甘みの調節役を担っていて、スプーンで白いクリームを多めにすくえば甘みがちょっとマイルドになり、さらになめらかさが増していきます。

少量だとプリン本来の味わいが楽しめるような感じですね。

とはいっても、それほど甘さが強調されているワケではありませんが。

それよりも、全体を覆うメープルシロップの優雅でやわらかな甘さのほうが気づくでしょう。

それでいて味わいが単調にならず、しっかり奥行きが感じられるあたりは、パティシエとしての職人技なのかもしれません。

こんな誰もが気に入るようなプリンが、知る人ぞ知る存在になっていること自体にかなりビックリ。

もっともっと認知されていてもおかしくはないのに。

本当はこの「とろ~りメープルプリン」、知っている人だけのサンクチュアリ(聖域)にしておきたいところですが、この美味しさ、みなさんにもぜひ味わっていただきたい。

ただし、孤高のパティシエが一人で作っている、数量限定商品です。

気になる方はお早めに。

やっぱりいわきは広いですね。

まだまだ知らないことがたくさんある。

こんな味わい豊かなプリンを生み出すパティシエに、出会えたことに再び感謝、感謝!

いわき市の和菓子・洋菓子「塩屋菓子店」
住所:福島県いわき市遠野町入遠野字前田111-2
営業時間:7:00~18:30
電話番号:0246-89-2285
定休日:第2・第4日曜日
   ※その他、お休みをいただくことがあります
いわき市の和菓子・洋菓子「塩屋菓子店」

いわきのグルメを追い求める保険屋(いわき市)

福島県いわき市で保険屋を営む傍ら、本業そっちのけでいわきのグルメを追い求めるミドルエイジ。東日本大震災も新型コロナも乗り越えた「いわきの今」をお届けします。

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