どうも、いわきのグルメを追い求める保険屋 SMILE AGAIN です。

晴れたり曇ったりを繰り返す7月上旬のいわき市。

梅雨明け宣言はまだ先でしょうが、それでも一足先に暑さだけはしっかりやってきた感じがしますね。

「こんな時には冷たい食べ物でも」

そう思いがちになりますが、昔から言うじゃありませんか、

「暑い時には熱い食べ物を！」って。

暑い時に熱い食べ物を食べることで発汗作用を促し、その汗が蒸発するときに熱を奪うことで体温を下げてくれると言われています。

「それなら、実際に試してみよう」

ということで、やってきたのはいわき市小名浜にある食堂「豊（ゆたか）」さん。

ここ食堂「豊」さんで大人気の”スーラー麺”をいただいて、思いっきり汗をかいて爽快になってみようかなと思います。

さっそくお店の扉を開けば、そこには明るく開放的なスペースが目の前に広がってきました。

お店に入ってすぐ左手に券売機がありますので、ここで食券を購入。

メニューもけっこう豊富なので一瞬迷うかもしれませんが、もし迷ったら一番上の”塩スーラー麺”か”スーラー麺”のボタンをタップしてみてください。

味は折り紙つきですから。

しかも”麺の大盛は無料！”なので、ガッツリいきたい方は食券をお渡しする際に店員さんへ”大盛”を注文してみましょう。

スーラー麺には一番人気の”塩スーラー麵”もありますが、今回はオーソドックスなスーラー麵をいただいてみます。

スーラー麺と聞くと酸辣湯（サンラータン）の酸味と辛みが効きた「すっぱ辛い」イメージを思い浮かべるかもしれませんが、食堂「豊」さんのスーラー麵はそれほど酸味も辛みも強調されていません。

というより、「酸味と辛みが全体的にスッキリとした味わいを演出している」といったほうがいいでしょう。

それほど全体的な美味しさの中で、引き立て役となっているのが酸味と辛みです。

辛味も確かにありますが「激辛」というレベルではなく、後味を引き締めるために最後にやってくる印象。

なので食べ始めは出汁が効いた、まろやかなスープの旨味だけを堪能できます。

美味しいのでドンドン口に運ぶと、そのうちピリッと辛みがやってきました。

食べ始めから刺激的な辛さが、ドンっとやってくるワケではありませんのでご安心を。

辛さでスープや素材、麺などの味わいを失うことなく、最後までしっかり美味しさを持続したまま食べ終えることができるのも特徴です。

中太に近い平打ち麺は、このあんかけ風になった酸辣湯とベストマッチ。

平打ち麺に熱くとろみのあるスープがよく絡み、美味しさに熱さを忘れ無心で食べ進めれば、そのあとには確かに爽快感が待っていました。

もっと酸味や辛みが欲しい方にはテーブルに各種調味料が備えてありますので、お好みで酸味や辛みを付け加えていただくのも十分アリです。

それでも食堂「豊」さんのスーラー麵は酸味や辛みよりも、まずは食べた時の美味しさを重視しているような、そんな印象を強く感じることでしょう。

これからの季節はどうしても冷たい食べ物に目が行きがちになってしまいますが、あまり冷たいものばかりだと胃腸の活動を弱め夏バテにもつながっていきます。

そんな時は熱くて美味しいスーラー麺も、この夏のマストなアイテムに加えてみてはいかがでしょうか。

きっと食べ終わりは爽快ですよ！