【京都市山科区】2022年10月23日まで「清水焼の郷まつり」が開催中! 初日に行ってきました
国道1号線の新大石道の交差点を南に行った清水焼団地(清水焼の郷)で、「清水焼の郷まつり」が2022年10月21日から10月23日まで開催されています。
初日の10時に伺ってきましたが、3年ぶりの開催とあって平日とは思えないほどの盛況ぶりです。
イベントの中心である清水焼の郷会館内では、京の伝統産業 わかば会が、実演・展示販売とワークショップをされています。実演者とワークショップは日替わりで、初日は桐箱の小島 秀介さんと神戸珠数店(かんべじゅずてん)の栗塚 芳恵さんが実演をされていました。
一般的な数珠のほかにもブレスレットタイプの数珠があったり、水晶をつかった高級なものから、他では見たことがない藍染の数珠の藍珠があったりと、伝統に裏打ちされた技術だけでなく、新しい感性にも驚かされました。
陶芸家や窯元、たち吉の陶芸販売店などが80以上出店されていて、伝統的な清水焼から現代モダンアートのものまで、幅広く出店されています。
こちらは東山区の水野陶苑のブースですが、手前にはウサギをモチーフとしたかわいい小鉢などがあると思いきや、奥には技術度の高い絵付けのされた器も販売されています。
こちらは京都精華大学のブースです。takashi_nishioku_さん、辻村 賢大さん、片川 祐之介さんなどの作品がずらりと並んでいます。
伝統的な趣のある作品のほかに、頭蓋骨やひよこの作品があったりと、作家ごとの自由な発想の作品がたくさんあって、若手陶芸家のセンスがきらりと光っています。
筆者が一番気になったのがこちらの作品。一瞬「え?」と驚きますが、器としての機能もあり、インテリアとしてもありで、ちょっととがったセンスの男性へのプレゼントにも良さそうと思いました。
こちらは加藤 まり香さんのブースは、草花をモチーフとしたレリーフの作品や雪を連想させる不思議な色合いの陶器がたくさんあります。
色の美しさに魅せられて、足を止めて作品を手に取って見られる女性客が非常に多かったです。筆者もその一人で、オーロラの空にキラキラと雪が舞っているかのような色合いに、ため息が出てしまいました。
562庵さんのブースには、「ごろにゃん」の名前の通り猫をモチーフにした作品がいっぱいあります。
特にこちらのミニネコは、指に乗るのではないかというほどの可愛いサイズで、同じ姿や色の猫は1体もないので、自分にぴったりな世界で1匹だけのミニネコを探すのも楽しいですよ。
フードコーナーもたくさんのお店が並んでいます。以前に取材させていただいている燻製マーケットも出店されています。
燻製マーケットの隣には、東山五条にあるあじき路地が出店されています。あじき路地は若手作家がたくさんいる路地として有名なのですが、そちらの商品が一度に買えるとは思ってみませんでした。Maison de Yorimichiのクッキーや葉唐辛子ソース・ほうじ抹茶ソースを購入しましたが、素材にこだわられているだけあって美味しいです。
pâtisserie à la Maも出店されていたのですが、なんと新製品も販売されていて、よりどり3個で1,080円という超お得な販売をされていました。ドリンク類も選ぶのもOKなので、アイスティーとタルト2個と言うのもいいですよ。しかも、「タルトの種類は、通常の店舗販売の種類より多いかも?」とおっしゃっていて、筆者も新作ばかり3品購入しました。
pâtisserie à la Maの隣には、山科のatelier utaが出店されています。atelier utaは隠れ家的オーダースイーツと焼き菓子のお店で、特にオーダーのケーキは予約殺到で1カ月以上の待ちはざらの人気店です。焼き菓子の店頭販売も年に数回しかないというレアなお店で、スイーツ好きならば要チェックですよ!
atelier utaのメレンゲクッキーのかわいさは反則級で、子供達も食べるのに躊躇していました。
キッチンカーも数多く来ていたのですが、お昼時にはキッチンカーが並ぶエリアはものすごく混雑していました。
山科からはうつみ農園が出店されています。自家製野菜を使ったカレーやライスコロッケなどを販売されています。ひと口大のライスコロッケの中にチーズが入っており、うつみ農園のトマトを使ったケチャップの味付けが美味しくて、爪楊枝でパクパクとあっという間に食べてしまいました。
清水焼の郷まつりでは、お買い得な品はもちろんの事、1点物の作品も多く販売されていますので、ぜひとも行ってみてくださいね。
【イベント情報】
第46回 清水焼の郷まつり
日程:2022年10月21日・22日・23日の3日間
開催時間:10:00~17:00(最終日は16:00まで)
場所:清水焼団地(清水焼の郷)一帯
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