札幌発着・1日1往復のみ運行中！都市間バス・高速バス路線7選
北海道最大都市・札幌と道内各地を結ぶバスが多く走っています。1日何往復もする幹線もあれば、1日1往復しか走っていないけど、地方の住民にとって重要な足として運行されているバス路線も。
1日1往復だけど重要な運行中の都市間バス・高速バスは2024年1月現在7路線あります。そんな7路線で活躍するバスを札幌市内で追ってみました。北海道への地方旅などの参考になれば幸いです。
1．オーロラ号(札幌ー根室/北都交通＆根室交通)
札幌から北海道最東端・根室市まで結ぶ夜行都市間高速バスが、北都交通(外部リンク)と根室交通(外部リンク)が共同運行するオーロラ号(外部リンク)。
通常は水曜日・金曜日・日曜日発のみ運行しますが、多客期には毎日・増車されることもあります。現在は中標津・別海経由便が運行されており、札幌ー根室直行便は運休中。
詳細については、
をご覧ください。
2．イーグルライナー(札幌ーウトロ/斜里バス)
札幌から知床ウトロを直接結ぶ高速バスが、斜里バス(外部リンク)が毎日運行するイーグルライナー(外部リンク)。
札幌発は夜行、札幌行きは午前中にウトロや斜里などを発車し夕方に札幌へ到着します。以前は北海道中央バスがもう1往復運行していました。
札幌と斜里・知床ウトロをダイレクトに結ぶバスとして知床観光に最適。更に、佐呂間町若佐、大空町東藻琴、小清水町、清里町新栄にも停車し、オホーツク南部地方市町住民の札幌との貴重な公共交通でもあります。
詳細については、
札幌から斜里・知床へ夜中に直行！斜里バス「イーグルライナー」
をご覧ください。
3．えさし号(札幌ー枝幸/宗谷バス)
札幌から道北の美深町、音威子府村、中頓別町、浜頓別町、猿払村、枝幸町を結ぶ長距離バスが、宗谷バス(外部リンク)運行の「えさし号(外部リンク)」。
札幌での発着は大通バスセンター。オーロラ号、更に北都交通と宗谷バスが共同運行する高速わっかない号(外部リンク)と同じです。
道北沿線住民の利便性を重視したダイヤで、朝枝幸を出発、枝幸行きは札幌を昼に発車して枝幸に夕方到着します。
2023年12月は枝幸町(オホーツク「えさし」)を宣伝するラッピングバスでの運行でした。
4．ましけ号(札幌ー増毛ー留萌/沿岸バス)
札幌と石狩市北部の厚田・浜益、増毛町、留萌市を結ぶ都市間バスが、沿岸バス(外部リンク)が運行する特急ましけ号(外部リンク)。
日本海沿いの国道231号を走り、石狩市厚田・浜益、増毛町、留萌市の住民にとって重要な公共交通機関です。日曜、月曜、水曜、金曜の週4日運行ですが、多客期は毎日運行となる場合も。
札幌の始発・終着は札幌駅前ですが、留萌発札幌行のみ北大病院前に停車します。
5．えんがる号(札幌ー遠軽/北見バス)
札幌とオホーツク・遠軽町を結ぶ高速バスが、北海道北見バス(外部リンク)運行の高速えんがる号(外部リンク)。旧白滝村、旧丸瀬布町中心部に途中停留所があります。
なお高速えんがる号は本来2往復運行なのですが、2023年1月21日より当面1往復に減便。北海道中央バスの車両・運転手が往復しなくなっています。
6．えりも号(札幌ーえりも/JR北海道バス)
札幌と日高地方中部・南部を結ぶ高速バスのうち、えりも町が終点の路線がJR北海道バス様似営業所が毎日運行する高速えりも号(外部リンク)。
札幌とむかわ町、日高町、新冠町、新ひだか町・浦河町間は道南バスが高速ペガサス号(外部リンク)を運行しており、えりも号は主に様似町、えりも町と札幌を結ぶ路線です。
JR北海道バスには1日1往復・札幌発着の高速バスとして他に高速ひろおサンタ号(外部リンク)がありますが、2023年11月1日より当面運休中なので、本稿では扱いません。
７．蘭東ライナー号(札幌ー東室蘭駅/道南バス)
道南バス(外部リンク)は室蘭に本社がある、胆振・日高・後志に路線バスを多く運行する会社。都市間バスでも札幌ー室蘭・苫小牧など多くの路線があります。
その中で土日祝のみ運行(繫忙期は除く)されるのが、東室蘭駅東口と札幌を結ぶ蘭東ライナー号(外部リンク)。
2006年12月20日「高速室蘭サッカー号」として新設され、2023年10月1日に名称が変更されています。
使用する車両は札幌ー室蘭を結ぶ高速白鳥号と共通ですが、室蘭市内で経由する一部区間が異なるほか、東室蘭駅東口行が北海道中央バス札幌ターミナルに乗り入れません。
まとめ
1.現在札幌と道内各地を結ぶ都市間バス・高速バスのうち、1日1往復の路線は7路線。
2.通常期、毎日運行ではない1日1往復路線は、オーロラ号、特急ましけ号、蘭東ライナー号。
3.以前本数が多かったけど、減便で1日1往復となった路線があり、オーロラ号、イーグルライナー、えんがる号が該当する。
関連記事
