JR北海道737系電車ワンマン運転が千歳線(千歳ー苫小牧)でも実施！
JR北海道は2024年3月16日に実施したダイヤ改正(外部リンク)で、
千歳～苫小牧間には普通列車を毎時１本程度運転とします｡（一部列車は737系電車で室蘭方面と直通し、千歳～苫小牧間ではワンマン運転となります）
と発表し実施しました。
根室本線・富良野ー新得の廃止や5駅の廃駅、一部特急の全席指定席化、Kitaca拡大と比較すれば、鉄道ファンやマスコミに注目されない改正が737系電車運用拡大。筆者は函館本線・岩見沢ー旭川への運転拡大について先日記事にしました。
同じく、737系電車の運転が拡大されたのが千歳ー沼ノ端ー苫小牧(千歳線・室蘭本線)。こちらは2024年1月から準備状況を1月と3月上旬に訪問して記事にしました。
千歳線内のワンマン運転準備でホームミラーがまだ設置していない状況などを取り上げましたが、結局どうなったのでしょうか？3月末実際に乗車してきました。
千歳駅からスタート！
737系電車千歳線の旅は14時30分頃の千歳駅からスタート。737系電車ワンマン運転普通列車が苫小牧から千歳に到着する所から。
折り返し・14時44分室蘭行きに乗車。
今回のダイヤ改正で登場・737系電車の千歳行き表示を確認します。
千歳駅は苫小牧方面列車はほとんど1番のりばから発車しますが、737系ワンマン運転電車は3番のりばから。
隣の2番のりばには先に新夕張から到着して、追分へ折り返す石勝線のキハ150運転の普通列車がいました。
キハ150は737系電車到着して2分後に発車。
さて乗車口札を確認すると、737系電車用のものがあります。なお22時15分札幌行き2両はエスコンフィールド北海道で日本ハムファイターズのナイトゲーム時に737系電車で運転される千歳発札幌行きの臨時普通列車。こちらは車掌が乗務します。
では737系電車に乗ります。ワンマン仕様は岩見沢ー旭川と同じですが、
運賃表示は室蘭本線用の様式を修正したものでした。
それでは苫小牧まで乗車します。
南千歳駅には乗降ドア開閉方法案内！
千歳駅到着前に、先に南千歳駅で下車し737系電車関連の掲示を探してみました。駅窓口や券売機付近にはなく改札口そばにありました。
岩見沢駅にもあった乗降ドア開閉方法のポスターがあったのはここだけ。
既に石勝線普通列車でワンマン運転を長く実施しており、南千歳駅は駅員がいるためワンマン列車は全てのドアが開くためか、扱いは小さめ。
植苗駅のホームミラーは設置済！
千歳線のワンマン運転で唯一ワンマン列車らしい乗降が実施される駅が、無人の植苗(うえなえ)駅。3月2日時点ではホームミラーが無かったのですが、
苫小牧方面も
千歳方面ホームにも設置済。
念のため苫小牧から札幌へ戻る時も先頭部分から確認。
植苗駅に停車していると、反対方向に千歳行き737系電車が到着。新たな千歳線の顔になったと実感します。
沼ノ端駅1番ホームミラーも完成！
あと、千歳方面列車が停車する3番ホームは、室蘭本線・岩見沢ー苫小牧のワンマン化時にホームミラーが設置済ですが、乗車口看板に千歳方面が追加。
苫小牧駅は変化なし！
H100導入時の掲示が待合室に
筆者は苫小牧で下車し、札幌方面へ折り返しました。折り返し時間に乗降ドア開閉方法の掲示を確認してみます。すると2021年3月改正で室蘭本線・長万部ー苫小牧にH100が導入された時のポスターがそのままでした。
737系電車のワンマン運転は2023年5月20日から実施済。改めて掲示するまでもないのでしょう。
夕方の札幌行きは731系で運転！車掌乗務
最後に札幌へ戻る時に確認したかったこと、夕方の苫小牧発着札幌方面普通列車は千歳での折り返しがなくなりますが、こちらは従来通り、3両編成の721系電車や731系電車での運転でした。
苫小牧駅では721系電車や731系電車は少なくなったけど、時間帯によってはまだ乗車する事が出来ます。
ここまでご覧下さり、ありがとうございました。
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