高野山へ向かう国道480号線（通称：峠の道）沿いにある直売所「しまや」。土日祝営業のため通り過ぎてばかりいたが、よもぎ餅が食べたくなり、初めて立ち寄ることができました。よもぎ餅がなくなると営業終了とのこと。

車は店の周辺に2，3台は駐車できるスペース有り。

午後2時頃に訪れ、お目当てのよもぎ餅を購入すると、なんと好きな野菜が一つもらえるという。ごぼうもゲット。「しまや」のインスタを見た！この記事を見た！と言うとおまけがもらえるそうなので遠慮せず声をかけてみよう。

採れたての小松菜、水菜、ピーマン、かぶなどの野菜だけでなく、お米も作って直売している。少量パックのお米は初めて購入する時に購入しやすい。12月だが、たけのこも残っていました。貴重な日本ミツバチの蜂蜜も並ぶ。

高野まき、手作りこんにゃくは売切れ。こんにゃくは午前中で売り切れることが多いそうなので、こんにゃく目当ての時は午前中に来店しよう。

とれたての野菜・果物は基本的に「しまや」で栽培・手作りされたものばかり。値段もほぼ100均価格。白菜はスリーコインズ。よもぎ餅、味噌、きゅうり漬物、柿チップなどの加工品も数百円である。

訪れた日、唯一しまやで栽培されていないのは粉河産のみかんだけでした。ですが、これもこの値段。1箱500円は安い。

店内には野菜や加工品だけでなく、猫ハウスも置かれていた。本物の猫ちゃんはお留守だったが、ぬいぐるみの猫ちゃんが会話のきっかけ作りに一役買っていました。

店内に作業場があり、作りたてをそのまま提供しているので、新鮮で100均価格で安心して買い物ができる。

年内営業は24、25日が最終で1月〜3月は休業。

高野山麓は雪が積もると、車で移動が困難になることもあるので、冬の備えが必要である。

お店の道路沿いに育てられている野菜を間近で眺めることもできる。昔は道路ではなく畑だったそうで、現在は道路沿いに畑が点在しており、少量多品目栽培をしている。土日は車も結構通るので、横断はお気をつけ下さい。

これ、なんだと思います？

しまやの息子さん手作りの壺焼き芋機。壺焼き芋が流行っていると言うことで、壺から作ったそう。後ろの釜はピザ釜で、「これも趣味でやってます。」とのお話で今のところ、壺焼き芋もピザも販売はされていない。

店主の好きが詰まった「おとなの駄菓子屋」のような「しまや」　

小銭を握りしめて駄菓子屋で遊んだこどものように、土日祝は「しまや」で野菜談義などを楽しみに行きませんか。