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【かつらぎ町】4年ぶりにボランティアまつり開催 ボランティアという選択をする人たち

スピカJターンライター(かつらぎ町・紀美野町)
手話サークルによる合唱「上を向いて歩こう」

1月20日かつらぎ総合文化会館で「第16回かつらぎ町ボランティアまつり」が4年ぶりに開催されました。大ホールでは、開会あいさつから始まり、団体の活動紹介、舞踊、手話サークルによる合唱「上を向いて歩こう」が披露され、多くの出展者、来場者で賑わいました。

会館前広場には4台のキッチンカーも出店し、まつりムードを盛り上げていました。

会館入口にはマジシャンによる、能登地方地震被害支援募金が置かれていました。1日も早い復興を願って、111円募金させて頂きました。

展示ホールでは、10ブース12団体が活動内容の展示。大ホールでは、4ブース4団体がボランティア体験コーナーを設置。それぞれのブースで話を聞いたり、体験するとスタンプがもらえます。5個集めると景品又はお菓子の掴み取りチャレンジに参加できます。様々に趣向をこらして、ボランティアの輪を広げる取り組みが行われていました。

「ボランティアの意味は、ラテン語で自由意志を意味します」と、開会式で、かつらぎ町議会議長・溝北好一さんからお話しがありました。自発的に人や社会に貢献するボランティアの輪。自分の言動に気持ちが伴っていることが大切なのではないかと思いました。

展示コーナーから、ひとり暮らし高齢者への配食サービス。行政、個人、子ども達など多くの人のつながりで実現されていることが分かりました。

作品作りや、読み聞かせ、演奏、歌唱など楽しそうに活動されている様子が伝わってきます。

「NPO法人よりみち」では、ひきこもり支援や不登校の若者たち、その家族を支援しています。地域の皆様に施設を開放し、活動への理解、応援をいただければとの思いから、図書室としても利用できます。ご家庭に眠っている古本のご寄付も募っていました。

救急法体験は限定20名で、既に終了していましたが、せっかく来てくれたということで、手指のケガへの布の巻き方、絆創膏の剥がれない貼り方を教わりました。

「朗読やまびこ」では1分くらいの絵本を実際に読んで、吹き込んだCDをプレゼントしてもらいました。

童楽寺ホームの数珠づくり、皆さん熱心に取り組んでいます。

数珠づくりの石
数珠づくりの石

数珠完成!
数珠完成!

透明のゴムに思い思いの石を入れて、自分の腕周りに合わせて、結んでもらって完成!

体験コーナーは、人数制限があったので、全て体験できませんでしたが、貴重な機会をありがとうございました。

展示コーナーに戻って、手話を初体験。自分の名前とあいさつの仕方を教えてもらい、「ありがとう!」の手話で締めて下さいました。新しい言語を覚えたような嬉しい気持ちになり、頂いた資料を見ながら復習しています。

最後に、応援出展の橋本高校邦楽部による、お琴体験。指導のおかげで、「さくらさくら」が弾けました。お琴も初体験でしたが、音の響きが自分の体にも響いて気持ちよかったです。

全部のコーナーのスタンプを集めて景品をもらい終了。全グループを紹介できませんが、ボランティア活動に少しでも興味を持たれましたら、かつらぎ町ボランティア連絡協議会にお問い合せ下さい。

<問い合わせ先> TEL : 0736-22-4311

また、今回のボランティアまつりでも、能登半島災害義援金募金箱が設置されていましたが、かつらぎ町役場住民福祉課窓口、花園地域振興課窓口では令和6年12月27日まで(受付は、平日の午前8時30分から午後5時15分まで)募金箱が設置されています。*かつらぎ町ホームページより転載

<問い合わせ先> かつらぎ町 会計課会計係 TEL : 0736-22-0300(内線2073)

Jターンライター(かつらぎ町・紀美野町)

白浜町出身→東京→かつらぎ町へとJターン。地域の暮らしの面白さを発信していきます。食べる事、きれいなものを見る事が大好きです。

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