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【相模原市】相模ダムから10分ほど歩いたら、そこは昭和レトロな異空間だった

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。今回は神奈川県相模原市にある昭和レトロなスポットを紹介しましょう。

相模原市と言えば、神奈川県で第3位の人口を誇る政令指定都市、そしてリニア中央新幹線の「神奈川県駅(仮称)」の工事が進められ、将来的には品川まで約10分、名古屋までは約60分で結ばれるという。

相模ダム
相模ダム

そんな相模原市には、JAXA相模原キャンパスがあることでも知られ、またJR相模原駅の北側では米軍基地が返還に伴い広大な敷地で都市開発計画が進んでいます。

そう、相模原市は全国から注目を集めている街なのです。

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また移住先としても人気が高まっているのは、市内には公園が多く、車で少し走れば緑豊かな自然に恵まれているからでしょう。

例えば、首都圏では珍しく市内には5つのダム(相模ダム・宮ケ瀬ダム・本沢ダム・城山ダム・道志ダム)があります。今回はそんなダム関連のお話です。

相模ダムから「県立相模湖公園」へ

相模ダムの「ダムカード」
相模ダムの「ダムカード」

リニア駅が建設されているJR橋本駅から車で30分ほど走ると…

自然豊かな相模湖に到着します。車を駐車場に入れ「相模ダム」までぶらっと散策しダムカードを受け取り、「県立相模湖公園」まで歩いてみる事にしました。

ちなみに、ダムカードの配布はダム管理事務所で来訪者に手渡しで1人1枚のみ。集め出すと意外と楽しいので旅の楽しみの一つとしておすすめです。
(※神奈川県立相模湖交流センターでも相模ダムの「ダムカード」は配布されています)

立相模湖公園へ
立相模湖公園へ

さて、「神奈川県立相模湖交流センター」から7分ほど歩くと…

遊覧船やボートが楽しめる「県立相模湖公園」に到着します。ここは昭和26年に開設された歴史ある県立都市公園。9月~3月頃はワカサギ釣りのスポットとして知られています。

それにしても、ここだけ時間が止ったかのような…

独特な昭和レトロな世界。

建物の中のゲームセンターも時代を感じます。

まるで30年ほど前のよう…

なんて思っていると、模原市南区にある「中古タイヤ市場 相模原店」の自販機コーナーも昭和レトロなスポットだったことを思い出しました。

相模原市は改めて面白い街だなぁ~と。リニア駅やJAXA相模原キャンパスといった未来的で最先端である一方、昭和レトロなスポットも色濃く所々に残っています。

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相模湖に「白鳥型遊覧船」が見えます。

この相模湖は、昭和39年の東京オリンピックでカヌー競技の会場となって以来、カヌー・ボート競技のメッカとなったという。

そして、現在運航中の「ニュースワン丸」は昭和41年に就航した日本初の白鳥型遊覧船スワン丸の姉妹船です。色鮮やかに化粧直しされています。

歴史的な背景からも相模湖に来たら絶対に乗っておきたい遊覧船ですね。

ニュースワン丸は1周約25分の遊覧で運行時間は午前9時~午後6時、夏季はナイトクルージングもやっているのだとか。
※詳細は勝瀬観光公式サイト(外部リンク)でご確認下さい。

ニュースワン丸はまつ毛ピーン、この部分は昭和より令和っぽい…ような?

それにしても、「ニュースワン丸」の文字が右→左。気になります。

足漕ぎスワンもいます。

そして、遊覧船「くじら丸」の姿もありました。

くじらが口元が座席で窓になっています。この何とも言えないデザイン、昭和感たっぷりなレトロ感もたまりません。公式サイトによると機嫌が良いとくじらは潮を吹くのだとか。面白すぎるでしょ!
※詳細は振興ボート公式サイト(外部リンク)でご確認下さい。

こちらにも足漕ぎ「ミニくじら」もあります。

遊覧船や足漕ぎボートのある桟橋付近も、独特の昭和感が漂っています。古びた感じは否めませんが、個人的な意見を身勝手に言うならば…

いつまでも、このままで(改装などせずに)変わらずにいて欲しいなと。

そして、このインパクトある看板も…

一体何が「宇宙のロマンを秘めた」のか?気になって気になって仕方がないトコロ。関係者の方にお話を聞くと、ロケットのようなスピードが出るからだそう。

要するに、ストレスが吹っ飛ぶ!爽快感たっぷりな快速モーターボートなんだとか。この看板もずっと残してほしいですね。

少し歩くと「射的」がありました。

昭和レトロ感たっぷりで、時間がゆっくり流れているような場所。友達同士やファミリーで来たら絶対に盛り上がるでしょう。

お値段は小皿で13発500円、大皿だと30発で1,000円。

的を狙って、落とした数で景品がもらえます。景品は1個でも倒せば何かがもらえ、一番豪華な景品は計50個倒したらもらえるのだとか。

いやいやココは景品狙いというよりも…純粋に楽しみたい。

と言うのも景品もレトロ感あり過ぎて…。

例えば、一番豪華な50個の場所には「ポータブル卓球セット」、40個で「黒ひげ危機一髪」などといった感じ。ね!景品のセレクトそのものが昭和っぽいでしょ!

令和となった今の時代、このようなお店は全国的に残り少ないのではないでしょうか。とっても貴重だし、心がホッと和らぎます。

それに、むしろ今の時代では逆に斬新では?数年前から純喫茶やレトロの注目度が上がっていますので、ココも次第に人気急上昇するかもしれません。

相模原市は本当に面白い場所が沢山あります。遊びに行ってみては如何でしょうか。

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県立相模湖公園
住所:神奈川県相模原市緑区与瀬317−1
公式ホームページ(外部リンク)
地図(外部リンク)

<相模ダム「ダムカード」に関して>
相模川水系ダム管理事務所・相模湖交流センターでもらえます。
詳しくは神奈川県のホームページ(外部リンク)にて

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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