仕事柄、ホテルのバイキングによく行きます。多い年は取材も含めて年間40回ほど行ってました。　ただ、コロナ禍で最初に営業をストップしたのが、食べ放題のお店だったこともあり、この2年間は、年間10回も行けていません。　

　料理を取りに行く際は手袋をするやトングを頻繁に変える、小皿やグラスメニューを増やすなど、最近はお店も工夫を重ねて再開しています。

　毎年1月からスタートすることが多いいちごスイーツブッフェは、どのホテルも力を注いでいるのでおすすめです。

　ということで今年3カ所めのいちごブッフェに参加するため、訪問したのはANAクラウンプラザホテル大阪。

　目指したのは、1階にあるレストラン「カフェ・イン・ザ・パーク」。

　このレストランで5月8日(日)まで開催されているのが「デザート＆ランチブッフェ～ストロベリーフェアー～」です。

　店内は、入ってすぐのところから中程までがブッフェコーナー。

　奥が、席になっています。大きな窓があり、陽光が差し込む開放感バツグンの空間。

　ブッフェ台には、いちごスイーツが並びます。「カフェ・イン・ザ・パーク」のいちごブッフェの大きな特徴が、フード類の充実ぶり。ほぼいちごスイーツというホテルが多いなか、しっかり味わえるフードがたくさん用意されています。

　とはいえメインはいちごスイーツ。

　トングで取り分けるタイプのスイーツはほぼなく、25種類あるいちごスイーツのほとんどが小ポーションの皿盛りもしくはグラススイーツ。

　イチゴのパフェ、ヴェリーヌルージュ（イチゴとフランボワーズのムース）、カシスムースなど。

　ちなみに、おいしかったのはイチゴのクレープ。カスタードクリームがほどよい甘さで好印象。いちごのおいしさを引き立てます。

　イチゴのショートケーキヴェリーヌは、いちごショートをバラバラにして詰め直したようなスイーツ。ハチミツ的なシロップがいちごにかけられているのですが、生地にも絡み合いランダムな味わいになっていて楽しい。軽めのクリームも含めバランスのよいおいしさです。

　充実のフードですが、パスタやパエリアなど、しっかりしたのももそろっています。

　スイーツ顔負けの華やかなグラスタイプの前菜もズラリ。

　フルーツサンドやイチゴと生ハムのクロワッサンサンドのようにいちごを使ったものも。

　パイまで楽しくディスプレイされています。

　ストロベリーカプレーゼはチーズもハート型にカット。派手なアイスキャンデーのような、サーモンと彩り野菜のスティックは、ゼリー寄せのようで食感も楽しいのでおいしく感じました。

　イチゴと彩り野菜のラップサンド、ミニバーガー 、イチゴと三種のチーズピッツァ、パエリア、ラザニアとどれもおいしくて大満足。

　フードでぜひ食べておいて欲しいのが、ミニバーガー。バンズが軽るめで、逆にパティは肉々しくていい感じ。

　みたまんまのエビフライドッグ、楽しいだけかと思っていましたがコロモがサクサクと軽くて楽しく味わえました。

　スイーツをがっつり食べたい方の箸休めとして、おすすめなのはミートパイ。おいしいし、サイズ感もちょうどいいと思います。

　スイーツとフードを合わせて約55種類のメニューが食べ放題。なかには、ふわふわのパンケーキや自分でアレンジできるパフェも用意。フレッシュフルーツやアイスクリーム、プチデザートをトッピングして楽しめます。こんなにあると全部食べきるのは至難の業だと思いますが、自分好みのものを食べて楽しむだけで、十分満足できると思います。

　さらに、コーヒー・紅茶のほか、アップルジュースやアセロラシュースなど、多彩なドリンクも飲み放題。しかも、紅茶は高級なTWGです。

　フード類が充実しているので、デートなんかにも向いているんじゃないでしょうか。

公式HP

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