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システム手帳初心者におすすめ!おしゃれでカスタマイズも楽しい「クリップブック」

田下愛文房具好きライター

システム手帳は値段が高いイメージがあります。確かに上質な革製のものは1万~2万近くするでしょう。しかし、決してそうしたものばかりではありません。

今回ご紹介するのは、システム手帳初心者の方にぴったりの「クリップブック」(ファイロファックス)です。

イギリスの老舗ブランド発のリーズナブルなシステム手帳

クリップブックは、イギリスのシステム手帳の老舗ブランドとして知られるファイロファックスの製品。

同ブランドには高価なシステム手帳ももちろんありますが、このクリップブックは1万円以下で買えるリーズナブルな製品。黒など落ち着いたカラーもある一方パステル調のかわいいカラーも揃っています。

カバーはレザー風のポリウレタンで、やわらかな心地よい手触り。外側にリングが出ている独特のおしゃれなデザインがクリップブックのトレードマークです。

背表紙の内部に余裕があり、ペンを挟みこむのが可能。ペンによってはすっぽり入らないものもあるので、気持ち細めのボールペンがおすすめです。

コンパクトなファイルなのにたっぷりレフィルが入る!

今回紹介しているのはクリップブックのA5サイズですが、比較的コンパクトな大きさになっています。

別のA5サイズバインダーと並べたところ。クリップブックの小ささがよくわかります。

そして、手帳本体は小さめなですが、中のリングは25mmとかなり大きめでたっぷり紙が入ります。

筆者が購入した際、上の写真のようにごそっとレフィルが入っていて、「こんなに紙が入るんだ…」と驚きました。

パタンと開いて、しっかり折り返しも可能

クリップブックの特筆すべき点として紹介したいのが、本体の開き具合です。

弾力性のあるやわらかいカバーのおかげか、非常にしなやかにファイルが開き、置いたときにパタンと開くことができます。

さらに、下の写真のようにしっかり折り返すことも可能。

おかげで、机などのない場所で片手に持っての筆記も比較的やりやすそうです。

なお、折り返した状態で左ページに筆記をしていると、右側にあるリングがもちろん手に触れますが、いわゆるリングノートのようなリングががっつりと手に当たると感じはなし。リングノートのリングが手に当たるのが苦手な人でも比較的使いやすいシステム手帳といえそうです。

カスタマイズで自分らしいシステム手帳に

クリップブックのもう一つ忘れてはならない魅力、それはカスタマイズの楽しさです。

外側にリングが出ている特性を活かして、リングにチャームやリボン、さらにはオリジナルの表紙などをつけるアレンジを楽しんでいる人をネット、SNS上でたくさん見かけます。筆者もチャームと自作の表紙を付け、さらにインデックスを中に入れてカスタマイズしてみました。

カスタマイズするためには、ラミネートフィルム、穴あけパンチなど別途道具が必要ですが、100円ショップで手に入る材料も多く、それほど大変なことはありません。

大きすぎないコンパクトな本体、しっかり折り返せる使いやすさ、カスタマイズする楽しさなど魅力が詰まったクリップブック。手に入れた方はシステム手帳を使う楽しさをたっぷり味わえるはずです!

文房具好きライター

フリーライター。執筆分野はおもにエンタメ、音楽、文房具。仕事柄紙とペンを常に持ち歩いているうちに、仕事仲間の影響もあり文具沼に絶賛ハマり中。特に好きなのは、方眼ノート、万年筆、サインペン。

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