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【戦国文具】いざ関ヶ原!「大一大万大吉」君は石田三成のA6版ノートをしっているか?

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 というわけで、先日琵琶湖周辺の歴史スポット各所に行ってきました。
【文具で旅の記録】「A5スクラップリーフ」で琵琶湖周辺旅行の戦国パンフレットを展開可能な形で整理する

 そのときに手に入れたのがこのノートです。長浜城歴史博物館で購入しました。
 石田三成の旗印が表紙に大きくあしらわれたA6版(文庫サイズ)のノートです。

石田三成の旗印と家紋があしらわれた表紙。A6サイズ
石田三成の旗印と家紋があしらわれた表紙。A6サイズ

 開くと横罫のノートです。一般的なノートとちょっと違うのは、以下の点。
 まず、横罫がよく見ると点線になっているところ。こういう処理のノートはめずらしくないです。ですが、土産物的アイテムの罫線としては変わっていますよね。

 次に罫線の最下部の家紋各種。カラーで印刷されています。
 また本文罫線部にも、薄い地紋として印刷されているのです。
 三成の旗印もありますが、桐の紋や三つ葉葵もあります。これは察するに、関ヶ原に参集した東西各陣営の家紋ではないかと思います。

 なかなか凝ってますよね。

 お城や城跡、歴史博物館などに行くと、歴史や歴史上の人物をモチーフにしたこういう文具を見つけることが出来ます。それを手にするのも旅の醍醐味の一つですね。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は日経新聞「あとがきのあと」登場ほか、大学受験の問題に2回出題。その他『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も行う。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。自ら作詞作曲して手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。新曲「一般男性」も発表し、新知財プロジェクトも発表。人呼んで言葉のイノベーター。

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