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【佐賀市】30日は土用丑の日 トリュフ塩で愉しむ「鰻の素焼き」

Nabe地域クリエイター/ライター(佐賀市)

毎年7月になるとスーパーや飲食店で活気づく「土用の丑の日」。

2023年の「土用の丑の日」は7月30日(日)です。

疲労回復、老化防止…鰻の栄養は夏にぴったり

鰻は栄養豊富で夏バテ防止に良いとされており、土用の丑の日に食べることで健康増進を願う風習が受け継がれています。

特に鰻のヌルヌルとしたぬめり成分「ムコプロテイン」は、胃腸の粘膜を保護し、消化吸収を助ける働きがあるそうです。食欲が減退気味な夏時期にはまさにぴったりの成分ですね。

昭和45年創業「本庄うなぎ屋」

佐賀市内に3店舗のお店を展開されている「本庄うなぎ屋」。

本庄うなぎ屋 東部店
本庄うなぎ屋 東部店

昭和45年創業のお店で、週末になるといつも多くのお客さんで賑わっています。

せいろ蒸しから、ひつまぶし、定番の蒲焼、肝焼きといった一品メニューまでさまざまな鰻料理をいただくことができます。

う巻き 1,560円
う巻き 1,560円

写真は出汁のきいたふわふわな卵で鰻の蒲焼きを巻いた「う巻き」。

卵とお出汁の優しい味と鰻の旨み、タレの甘じょっぱさが相性抜群でお酒がすすみます。

薬味でたのしむ「鰻の素焼」

素焼(六切) 3,570円
素焼(六切) 3,570円

こちらは「鰻の素焼」。蒲焼と違って調味料などを使わずに焼き上げられ、一緒に提供される薬味やお塩をつけていただきます。

トリュフ塩
トリュフ塩

赤い器に入っているのは、トリュフ塩。

トリュフといっても香りは強くなく、鰻の風味を邪魔しません。

鰻の素焼
鰻の素焼

鉄板にのせて、温めてからいただきます。

食べる分だけ少しずつ鉄板にのせられるので、いつでも焼き立てのような温かい状態で食べられるのは嬉しいですね。

いただいてみると、箸を入れた時の感触に思わずびっくり!鉄板の上であたためられた鰻は、柔らかく身がふわっふわです。

蒲焼と違ってお塩が鰻本来の味を引きたて、ぎゅっと凝縮された鰻の風味や旨味を感じることができます。

お塩以外にも、レモンやわさび、ポン酢など、薬味も豊富。自分好みの組み合わせを探しながら、いろいろな鰻の美味しさを楽しめるのも素焼きの魅力の1つですね。

こちらは蒲焼。

蒲焼(五切) 2,980円
蒲焼(五切) 2,980円

濃厚で旨味たっぷりの甘辛いたれと、ふっくらとした鰻は絶品。口にいれた瞬間とろける脂の旨みが広がります。

そして柳川名物「せいろむし」。

せいろむし 3,510円
せいろむし 3,510円

九州に移住して初めて鰻のせいろむしをいただいたときは、その美味しさに感動しました。

蒲焼のタレをまぶしたご飯の上に、鰻の蒲焼と錦糸玉子を乗せた「せいろむし」。香ばしく焼き上げられた鰻をさらに蒸すことによって、身はふっくらと柔らかに。そして、鰻の旨味と燻香、タレがしっかりと染み込んだ熱々のごはん。

一口食べれば甘めのタレと脂の煙で燻され、焼き上げられた鰻の香ばしさと旨みが口いっぱいに広がります。

 

今回ご紹介した以外にも、肝焼きなどの一品や丼物、定食などたくさんのメニューがありました。

専門店ならではのコースや、テイクアウトで持ち帰りできるメニューもあるそうなので、シーンにあわせて「鰻」を楽しめそうですね。

猛暑日が続きますがパワーをつけるためにも、「土用の丑の日」は色々な鰻料理を味わってみてはいかがでしょうか。

本庄うなぎ屋 東部店

  • 佐賀市兵庫南4-1-23
  • 電話番号:0952-26-8820
  • 営業時間:11:00~20:30
  • 店休日 :月曜日他 (祝日は営業)
  • 公式サイト:https://honjounagiya.com/

地域クリエイター/ライター(佐賀市)

2021年春、佐賀市での移住をスタート。IT関連の仕事しながら多拠点生活を実験中。昼飲み、ゴルフ、スポーツ観戦を趣味に、休日は専ら美味しいグルメを開拓しています。佐賀市の新店、イベント情報などをお届けします。記事のいいね、フォローありがとうございます。励みになります。

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