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【札幌市】駄菓子、ソーダ、おむすび。いろいろ入った「Peace Avenue DEPARTMENT」

徳積ナマコプロフィールライター/物書き/企画編集(札幌市)

白石区の平和通からちょっと入ったところに気になるお店がオープン。放課後の時間帯になると、一度家に帰った子どもたちがたくさん集まってきます。ここは、「駄菓子屋チョビ」「森のSODA」「ボスコのおむすび」という3つのお店が入った「Peace Avenue DEPARTMENT」。7月オープンの「チョビ」「森のSODA」に続き、9月に「ボスコのおむすび」もオープンしました。

「駄菓子屋チョビ」と「森のSODA」。もともとあった樹木を生かした造り
「駄菓子屋チョビ」と「森のSODA」。もともとあった樹木を生かした造り

「駄菓子屋チョビ」の店の中を覗くと、子どもが3人も入るとギュウギュウになってしまいそうなスペース。でも、懐かしい駄菓子がいっぱいで、大人も興味津々。子どもたちが小銭を握りしめてお店へやってくる様子は、どこかしら昭和チック。でも、楽しそうにお菓子を選んでいる姿を見ると、なんだかとっても微笑ましくなります。

ところせましと並ぶたくさんの駄菓子。懐かしいものもいっぱい!
ところせましと並ぶたくさんの駄菓子。懐かしいものもいっぱい!

チョビのすぐ横の「森のSODA」では、ソフトクリームやソーダを販売。メニューには、いろいろなソーダの種類が書かれており、気になるものだらけ。ソフトクリームも食べたい人は、ソーダとクリームの両方を欲張れるフロートがおすすめ。

一番人気の生ラムネとミニソフトクリームの組み合わせ350円  
一番人気の生ラムネとミニソフトクリームの組み合わせ350円  

店の逆側に回ると、オープンしたばかりの「ボスコのおむすび」の入り口があります。古民家を改装した店内は、レトロな雰囲気たっぷり。浦臼町の國田農園のお米と宗谷の塩を使ったおむすび、トマトチキンの無水カレー、特製ザンギを提供。店内で食べることもできますが、テイクアウトもOK。15時まではランチタイムで、17時~22時がディナータイム。夜は別メニューがあり、軽く飲むこともできます。

「駄菓子屋チョビ」の真裏に入り口がある「ボスコのおむすび」
「駄菓子屋チョビ」の真裏に入り口がある「ボスコのおむすび」

「ボスコのおむすび」の店内
「ボスコのおむすび」の店内

チョビ髭のオーナー・森裕之さんは、「たまたまご縁があり、トントン拍子でこの場所が誕生。当初は飲食店だけやろうと思っていて、駄菓子屋をやる予定ではなかったのですが、やってみたら大人気で(笑)。今は、このPeace Avenue DEPARTMENTを子どもも大人も楽しめる場所にしていきたいなと思っています」と話します。

オーナーの森さん。チョビ髭だから「駄菓子屋チョビ」、森さんだから「森のSODA」だそう
オーナーの森さん。チョビ髭だから「駄菓子屋チョビ」、森さんだから「森のSODA」だそう

アーティストの友人も多い森さん、「ボスコ」の2階を改装し、仲間の作品の展示や販売の場も設けていく予定で、「森のSODA」の隣には古道具の店もオープンするそう。毎日のように子どもたちから元気をもらっているという森さんは、これをヒントにさらなる企画も計画中。地域の子どもから高齢者までが笑顔になれる駄菓子の移動販売などにも取り組みたいと考え、クラファンも準備中です。

DATA

Peace Avenue DEPARTMENT

札幌市白石区平和通1丁目南7-5

<駄菓子屋チョビ・森のSODA>

営業時間/11時~19時

Instagram/ @dagashiya.chobi

Instagram/ @morihirochobi

<ボスコのおむすび>

営業時間/ランチ11時30分~15時、ディナー17時~22時

いずれも月曜定休

プロフィールライター/物書き/企画編集(札幌市)

長年、広告、編集、ライター業に携わってきました。今は、これまでの経験を活かし、人の人生に耳を傾け、プロフィールをまとめる仕事が中心です。ライフスタイル、クラフト、食、アート、映画、ドラマ、アウトドア、農業、健康、スピ…と、興味があるとなんでも首を突っ込みます。この世は楽しい修行の場で、すべては人生のネタ。私って面白いと思って生きています。

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