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【札幌市】厚田の道の駅で大人気の「二三一バッテラ」が札幌で買える! 屯田に直売所オープン

徳積ナマコプロフィールライター/物書き/企画編集(札幌市)

石狩の道の駅「あいろーど厚田」で食べて以来、そのおいしさにハマってしまった「二三一バッテラ」。二三一と書いて、ふみいちと読みます。

バッテラとは一般的にはサバの押し寿司を指しますが、「二三一バッテラ」はニシンと数の子を使った“親子押し寿司”。「んー、ニシンかぁ…」と思ったバッテラ好きな方、その気持ち、よく分かります。初めて見たときに、一瞬そう思いました。

しかし、酢飯や酢でしめた魚、魚卵が好きなので、とりあえず食べてみようと購入。「どれどれ…」とひと口食べて、思わず「ビンゴ!」と言いそうになりました。ひと口で虜になってしまいました。

立派な数の子に驚き!
立派な数の子に驚き!

数の子の歯ごたえを感じた瞬間、すぐに酢飯としめたニシンの旨みが口の中に広がります。もうひと口いくと、酢飯の中のゴマと刻んだガリの上品な風味が程よく残り、後を引きます。女性ならふた口くらいでいけるサイズ感も、6切れという数もちょうどよく、細部まで配慮されているのが分かります。そして、どれを食べてもしっかり数の子が入っていることに気付いたときはさらに驚きました。

このレシピを考案したのは、札幌駅前のアスティ45に入っている「海鮮酒蔵 二三一」という居酒屋の料理長で、かつて寿司職人だったそう。どうりで酢飯もニシンのしめ方も、全体のバランスもいいわけだと納得です。

1パック6切れ入り1300円。6切れという数、食べやすいサイズ感も◎
1パック6切れ入り1300円。6切れという数、食べやすいサイズ感も◎

厚田で食べて以来、札幌の催事で見かけるたび、石狩方面へ行くたびに購入していましたが、3月頃に屯田に店舗をオープンしますよというではありませんか。

早速、3月11日にオープンした屯田の「二三一バッテラ製造所」へ行ってきました。住宅街にある建物で、青いのれんが目印。中に入ると、ショーケースにお目当てのバッテラが並んでいました。ここは元々セントラルキッチンとして活用されていた場所で、店舗での販売も始めることにしたそうです。

屯田にオープンした店舗内
屯田にオープンした店舗内

食べたくなったときにすぐに買いに行ける場所があるのは、ファンにとっては嬉しい限り。数量限定で売り切れてしまうこともあるため、「どうしても食べたい」というときは事前に予約を! 日本酒や白ワインに合うという方も多数。まだ食べたことがないという方は、ぜひ一度お試しを。ハマること必至です。

青いのれんが目印
青いのれんが目印

二三一バッテラ製造所
札幌市北区屯田5条5丁目1-2
011-374-7231
営業時間/11~16時
不定休

公式ホームページ

プロフィールライター/物書き/企画編集(札幌市)

長年、広告、編集、ライター業に携わってきました。今は、これまでの経験を活かし、人の人生に耳を傾け、プロフィールをまとめる仕事が中心です。ライフスタイル、クラフト、食、アート、映画、ドラマ、アウトドア、農業、健康、スピ…と、興味があるとなんでも首を突っ込みます。この世は楽しい修行の場で、すべては人生のネタ。私って面白いと思って生きています。

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