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【札幌市】全国でも珍しい、北海道初のお香セレクトショップ「kuyu」

徳積ナマコプロフィールライター/物書き/企画編集(札幌市)

人の嗅覚は、感情や記憶と強く結びついているそう。ふんわりとしたやさしい香りを嗅ぐとホッとしたり、スッキリした香りを嗅ぐと頭がクリアになったり。暮らしに香りを取り入れると、忙しい日々であっても気持ちをリセットさせてくれるものです。

あらためてそう思ったのは、北海道初というお香のセレクトショップ「kuyu」(くゆ)へ行ってから。「kuyu」は、国道36号沿い、すすきのにあるお店。今年の3月、歴史のある米原仏具店の1階にオープンしました。

36号沿いにあるショップ。kuyuのロゴがお香の煙のように見える
36号沿いにあるショップ。kuyuのロゴがお香の煙のように見える

シンプルながらゆったりした空間に並ぶお香は、13ブランド約500種。これだけの数が揃うのは全国でも珍しく、白檀など伝統的なお香から、アロマのような洋風のお香など、さまざまな香りが並びます。形状もスティックタイプ、コーンタイプのほか、ペーパータイプや渦巻き型など多彩で、匂い袋や練香も用意。パッケージも、かわいらしいものからスマートなものまで幅広く、どれにしようか迷ってしまいます。

ここの特徴は、気になる香りがあれば「試し焚き」ができるという点。実際に火をつけたときの香りが確認できるのは嬉しいところです。気軽にスタッフの方に声をかけてみてください。

さまざまなお香が店内に並ぶ
さまざまなお香が店内に並ぶ

お香というと、年配の人が家で焚くものというイメージかもしれませんが、最近は若い人の愛用者が増えているそうで、kuyuにもインスタを見て訪れる若い女性たちやカップルが多いそう。また意外な感じもしますが、スーツ姿の男性客も立ち寄って、お気に入りの香りを探して購入していくとのこと。

今回、たくさん悩んで選んで購入したもの4点
今回、たくさん悩んで選んで購入したもの4点

今回購入したのは、ベルガモットの香り(お香で珍しい!)のスティックタイプ、お香自体がマッチになっているもの2種類、和紙のお香の合計4つ。若い年代の人や男性にも人気というマッチタイプのものは、ライターもマッチも必要ないのが手軽で便利。パッケージもオシャレなので、部屋に置いておいてもインテリアの邪魔をしません。また、和紙のお香は、火をつけなくても和紙自体が香りを放っているので、ノートに挟んでおいたり、壁やクローゼットにかけておいたりしてもいいそう。もちろん火をつけて香りも楽しめるそう。

お香では珍しいベルガモットの香り
お香では珍しいベルガモットの香り

家で久々にお香を焚いてみると、やっぱりなんだか落ち着きます。ぜひ、お店でお気に入りを見つけ、日々のアクセントとして取り入れてみませんか。

ゆったり広い店内
ゆったり広い店内

■kuyu
札幌市中央区南4西2-2
011-511-5000
営業時間/9:30~18:00
木曜定休(6~8月は無休)
公式サイト

プロフィールライター/物書き/企画編集(札幌市)

長年、広告、編集、ライター業に携わってきました。今は、これまでの経験を活かし、人の人生に耳を傾け、プロフィールをまとめる仕事が中心です。ライフスタイル、クラフト、食、アート、映画、ドラマ、アウトドア、農業、健康、スピ…と、興味があるとなんでも首を突っ込みます。この世は楽しい修行の場で、すべては人生のネタ。私って面白いと思って生きています。

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