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４月２日まで、静岡市で「静岡まつり」が開かれ、恒例の花見行列に、「どうする家康」で今川氏真を演じた溝端淳平さんが参加しました。

駿府城公園の東御門を出発し、静岡浅間神社に到着後、同神社にある「大河ドラマ館」を訪ねています。

静岡浅間神社の「大河ドラマ館」を訪ねるなら、まずは静岡駅北口の、今川義元（今川氏真の父）と徳川家康（竹千代）の像へ。のちの家康を温かく後見する、今川義元が印象的です。

駿府城公園へ向かうなら、写真中央やや左にある、一方通行の細い道（呉服町通り）へ。大通りと比べ大変歩きやすく、お店も多く飽きずに移動できます。

ローソン 静岡呉服町店がある、信号のない交差点を右へ曲がり玄南通りへ。このとき呉服町通りの先には、「ふしみや」の看板が見えます。

駿府城の時代に、伏見（京都）から移住させた人が多いことの名残であることが、ブラタモリ静岡市編で紹介されています。

玄南通りを進むと、今川氏真を演じた溝端淳平さんの花見行列の出発地、駿府城公園・東御門が見えます。その手前、新たに誕生した静岡市歴史博物館はぜひ訪ねたい場所です。

１階は、無料で見学可能。駿府城の城内または城下町にあったと見られる「道」が、発掘されたそのままの形で展示されています！　多くの武士や町人が、歩いていた道です。

２階は有料となりますが、家康だけでなく、今川家に関する展示も大きなスペースを取っています。

駿府城公園・東御門です。門を入り、右斜め方向、徳川家康像（天守台発掘現場）に向かうのがおすすめです。

途中、城内におでん屋があるのが目を引きます（静岡おでんの店で、昼営業は貴重）。

今川氏真（溝端淳平）の花見行列の到着地、静岡浅間神社に行く途中にある、「静岡おでん おがわ」が味ならナンバーワン（筆者比）ですが、こちらの「おばちゃん」は、親しみやすい接客で、周辺で食べられるのも便利です。

徳川家康像をさらっと見学（溝端淳平ファン仕様）したら、すぐそばの、天守台発掘現場へ。手前の整然とした石垣は、家康が晩年に建てた駿府城。右奥は、家康が40代に建てた駿府城ですが、注目は今川時代の今川館の痕跡（庭園や池の遺構、銭貨、陶器）も出土していること！

今川義元と氏真が暮らした、今川館の本館の正確な位置はいまだ未解明ですが、関連する建物の遺構と考えられており、この辺りを、今川親子（ついでに幼少・青年期の徳川家康）が歩いていた可能性は大きいです。

発掘現場を後に、約10分ほどで静岡浅間神社へ。敷地面積約1万3000坪の大きな神社で、見学の場合は、少し時間を取っておきます。

赤色の太線が、当ページがおすすめしているルートです。

ドラマ館は広い神社の境内にあります。なお、どうする家康のドラマ館は、浜松、岡崎にもあります。

今川義元と記念撮影も可能です（溝端淳平ファン仕様）！

２フロアのみで急げば10分ほどで回れる規模ですが、場所がら、徳川家康と今川家を中心に、コンパクトで満足度が高い展示内容です。

歴代のドラマ館では、タレントの画像は撮影禁止になっているケースも多いと感じますが、静岡浅間神社のドラマ館では、「どうする家康」のハイライト映像が撮影可能です。

写真は、戦いにおもむいた若き家康（松平元康）の陣中を、今川義元が訪ね激励し、金のかぶとを授けた場面ではないかと思います。この後、今川義元は残念ながら討ち死にし、今川氏真の時代となりました。

【ブラタモリ静岡市】タモリさんが「どうする家康」の舞台、駿府を探る｜ロケ地一覧#224（とらべるじゃーな！）

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