ブラタモリ下北沢 ロケ地めぐりのルートはこちら!
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先日、ブラタモリ下北沢編が放送され、反響を呼びました。今回は、早速出かけようという方のために、所要約1.5時間のロケ地巡りの散歩ルートをご紹介します!
まずは、小田急か京王井の頭線で、下北沢駅へ。小田急線の東口が、ブラタモリのスタート地点です。
まずチェックしたいのは、小田急線が地下化され、大きく空いたスペース。横切っているのは京王井の頭線です。
下北沢が発展したのは、小田急と京王井の頭線が交差したことも大きな要因。写真の左側の高台を井の頭線が通り、右側の低い場所を小田急線が通り、うまく立体交差できたことで、乗り換え駅に選ばれました。
井の頭線をくぐり、南口商店街へ。ここでは、古着屋さんや若者の姿、曲がりくねった道や坂道を確認してみてください。
しばらく進むとタモリさんが感激した、珍しい六差路へ! 高い台地と、川が削った谷が入り組んだ、複雑な地形がよく分かる場所です。この地形が、下北沢らしい町並みを生みました。
川が作った谷に沿って、グニャグニャした道と、小さな店ができてきました。
タモリさんは、六差路のすき間にある細長い古着屋さん(黄色い自転車が走っている場所)を訪ねています。昭和の古着の専門店でした。
六差路を見学したら、森巖寺(しんがんじ)へ向かいますが、道がやや複雑なためスマホで地図を開くと安心です。(Yahoo!地図=上が北となっています)
上の地図で、下北沢駅から齋田記念館は、歩くだけなら25分。往復50分、見学込みで約1時間半の散歩ルートです。
番組未紹介ですが、森巖寺へ向かう途中にも、良い坂道があります。タモリさんも見ているかも知れません。
森巖寺に到着です。まずは、門前の道標をチェック。
道標の左の側面には、「東 あをやま 南 ゆうてんじ・めくろ(=めぐろ)ふどう」と書かれています。下北沢を江戸に知らしめた、交通の要所だったことを示します。
道標を寄付したのは、銀座など江戸の中心に住んでいた人々。当時何もなかった下北沢に、何をしに来ていたのでしょう?
その答えが「お灸」でした。今なら、お金持ち御用達の、高級な整体屋さんのような存在です。
森巖寺の境内では、弁財天や、かかわりの深い徳川家の葵の御紋も見どころです。
森巖寺から、齋田記念館(齋田家)へ向かうには、代田川緑道がおすすめ。静かな散歩道です。
途中、下北沢らしい、高台へ向かう坂道を発見。
東京時層地図によると、坂道の先は茶畑になっています。森巖寺も文字も見えます。
代田川緑道は、茶畑と田んぼの境界線を通っています。高台で風にそよぐお茶の葉や、精を出す農家の人たちの姿が、目に浮かぶようです。
齋田記念館(齋田家)に到着。日祝日と、第4土曜を除く土曜日は休館ですが、道路から雰囲気を確かめることはできそうです。10時開館、最終入場は16時。
アプローチには茶が植えられ、建物内では、明治時代の茶箱や、茶づくり様子が分かる絵図が、特別展として展示されています(期間限定)。
立派な門構えが残されています。ブラタモリは、庭園に入っての取材かと思いますが、通常立ち入りはできません。
パンフレットです。
※文字が読みづらい場合、【ブラタモリ下北沢】ロケ地と再放送(とらべるじゃーな!)をご確認ください。
齋田記念館では、荏原(えばら)茶ではありませんが、当時がしのばれるお茶の販売をしています。また、展示する絵画の絵はがきも販売しています。
あとは、下北沢駅へ戻るか、世田谷代田駅に出ます。
世田谷代田駅のそばには、タモリさんなじみの酒店や、30代の頃に住んでいたマンションが今も残っています(下のリンクから)。
このほか、全てのロケ地は、下のリンクから確認できます。
【ブラタモリ下北沢】ロケ地と再放送|タモリさんが変化する町の原点を探る#232(とらべるじゃーな!)
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