横方向に模様がある生地も型紙によって相性があります。
作るなら左のようにすそと横縞を平行にそろえたいですよね。

半円の場合

下のカーブがきついので横縞が途中で切れてしまいます。
脇が斜めなので、AとBの長さに差が出るためゆがんだ模様になります。

全円の場合

全円だと脇の線が９０度横になるので本来横線になるべき模様が縦に現れます。

浅い曲線のスカート

曲線がゆるくてもすそ線と、横方向の柄が平行ではないのでゆがんで見えます。

横向きの柄と相性のいい形

基本すそ線がまっすぐだときれいに柄が出ます。

脇が斜めでもすそ線がまっすぐであれば、横じまは綺麗に出ます。
ただし、中心より脇の丈が長くなるのでその差の分（C）脇が垂れます。

また脇線が斜めだと縫い合わせた時すそに角ができます。

横縞の柄を綺麗に出すにはすそと脇が直角のデザインが向いています。
ギャザースカートや、タイトスカート　ティアードスカートなどおすすめです。

せっかく布を切ったのに
「縫ったら柄が変な風になった～」
というのは切ないですよね。