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春の新生活から始める運動習慣 ウォーキング 時間が無くても続けるための3つの考え方とその効果

わか子ライター

桜の花は満開を通り過ぎようとしてきました。暖かかったり肌寒い日があったりしましたが、今年も咲いた満開の桜の花はとても美しいですね。(※サムネイル写真は桃です)

そろそろ新年度になり、職場や家庭環境に変化がある季節ですが、新しい運動習慣としてウォーキングを始めてみるのはいかがでしょうか。ウォーキングには脂肪燃焼効果や生活習慣病の予防や改善、ストレス解消など、さまざまな効果があります。

運動を始めないと…と思われている方には、準備するものも少なく気軽に行えるのがウォーキングの良い点です。そうすると、運動する時間はあるのかな?心配になってきます。

毎日、仕事に家事に、忙しい日々を送っていると、運動を始めたいけれど時間がないと感じる方は多くいらっしゃいます。そんな忙しい日常を過ごされている方に、運動を習慣にして行うための3つの考え方をお伝えします。

日課になるのが理想的

しかし、完璧を目指さない

ウォーキングは、準備するものが少なく簡単に始められる運動なので、日課として行えるのがとても理想的です。仕事が落ち着いてきたり、引退したり、子育てを卒業したりと、日常生活の時間に余裕が出来た世代であれば、生活習慣を整える意味でもウォーキングを日課に取り入れるのがお勧めです。まだ、毎日を忙しく過ごされている方にとっても、休日の朝はいつも通り起きて近所の公園をウォーキングするなどの日課になることが、続けるコツでもあり理想的です。

しかし、どうしても忙しくて時間がとれない日はお休みをしても良しとしましょう。雨の日も休んで良し。日常生活を送っているといろんな予定が入って当たり前ですし、体調も良い日もあれば悪い日もあります。雨の日はお休みで良く、晴れた日に気持ちよく運動した方が気持ちも爽やかになります。

「今日は運動出来なかった」と思う必要はありませんし、自分に完璧を求める必要もありません。大切なのはやめないで続ける事です。

運動をする時間や曜日を固定しない

でも、少しでも出来たことを認める

運動を始める時には、朝の30分間、週に2回をやってみようなど、なんとなくでも運動の計画をします。しかし、実際に運動を始めてみるとなかなか計画通りにするのが難しかったりします。夜に寝るのが遅くなってしまったりとか、家族の用が入ったりとか。

計画通りにできれば良いのですが、そうならない事も多々あるので、そういう時にはどうしようかと大まかに考えておいても良いかもしれません。普段は朝にウォーキングしようと計画していたならば、昼食を食べて落ち着いてからも良いですね。食後2時間前後に行うウォーキングは血糖値が高めの方にお勧めです。他にも、夕食の準備を済ましてからウォーキングして、帰宅して入浴してからゆっくり夕食をいただく。ウォーキングによる空腹感で食事がより一層美味しいと感じます。

週に2回と計画していたのに1回しかできない。そういう時は、運動をする時に時間を少しでも長くするのも良いですね。1回30分であれば、45分や60分など。今週にできなかったから来週は時間を延ばしてウォーキングするのも良ですし、自身の体力を実感できるかもしれないです。

運動習慣は、計画したことが必ず予定通りに出来なくても大丈夫です。運動は、しないよりした方が良いですし、できる時にすれば良いですよね。ある程度のできなかったことはスルーして自分の心を守り、できたことを認めましょう。

時間や回数にとらわれすぎない

しかし、運動の効果は出てほしい

運動を始めようとするには、誰でも運動の効果を期待して始めます。ダイエットや生活習慣病の予防や改善など、それぞれに目的があるので、効果は出るように運動をしたいものです。ウォーキングは比較的軽い運動なので急激に効果は出にくいのですが、長く続けて生活習慣の一部になると徐々に効果が出てきます。何事も継続は力なりです。

1回30分の運動を週に2回行う計画を立てたとします。それは1カ月に9回として、30分×9回=270分の運動を9回に分ける。今月は忙しいな、と言う月であれば、60分の運動を4回と30分を1回でも良いし、できなかった分は来月でも良い。

もう少し極端に考えれば、ハイキングのように一日間を歩く日帰り旅をして、1カ月分をまとめても良いのです。(関連記事:歩いて健康になる日帰り旅を楽しむ方法

運動の効果に関しては諸説があるので、どの方法が良いと一概には言えませんが、運動は行うことが大切です。そして、続ける事です。やらない運動に効果は出ないのです。

何かを始めて、続けるのは大変と感じることは誰もがありますし、私もそうです。楽で楽しいと感じることであれば続けられるかもしれませんが、運動となれば、面倒だなぁと感じるのは当然です。

運動が面倒だなぁと感じてくると、時間がなくて運動が出来ない自分になろうとして、出来ない理由を脳内で探し始めてしまいます。出来ない理由を探す前に、少しでも出来ている自分を認めるのもモチベーションを保ち、運動を続けるための効果があるかもしれません。

そして、運動の効果は運動をしないと出るはずはありません。まずは運動を始めて習慣にしましょう。運動が習慣になれば、より一層自分に合った効果が出る運動を行うと良いですし、その頃には体力もついてきているはずですよ。

ライター

東京都在住のおばさんです。子育てが落ち着いてきた頃より趣味で登山や街道歩き等を始めました。歩く旅は大変だというイメージがありますが、歩く事で解る楽しみもあります。実際に歩く旅をして、歩く旅の楽しさをお伝えしたいと思っています。

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