福岡県福津市の隠れた絶景「かがみの海」とその撮影方法をご紹介します。

かがみの海とは

かがみの海とは、福津市内で約3kmに渡って連なる福間海岸、宮地浜、津屋崎海岸で大〜中潮の干潮時にだけ現れる広大なリフレクションのことです。

干潮時には砂浜が鏡のように空を映し出し、その神秘的で美しい光景が多くの人々を魅了しています。

かがみの海の撮影方法

かがみの海をより美しく撮影するにはまず①干潮、②晴天、③無風の3つの条件が揃った日に訪れることが重要です。

その上でおすすめは、干潮時刻の1時間前からスタンバイしての撮影です。潮の引き始めの美しい様子を捉えることができますよ。

また、かがみの海の撮影場所にも2パターンあり、1つ目は砂浜が濡れている場所での撮影で、風の影響を受けにくく美しい写真を比較的簡単に撮ることができます。

2つ目は潮溜まりでの撮影です。まさに「ウユニ塩湖」を彷彿するような素晴らしい写真が撮れる一方で、風が吹くと鏡面が波打つという点においては難易度が高くなります。

かがみの海公式サイト（外部リンク）にて1年分の干潮時刻などが一目でわかる「かがみの海予想カレンダー」が公開されているので撮影に訪れる前に情報収集されることをおすすめします。

おすすめの撮影ポーズ

今回の取材に対応してくださった、一般社団法人ひかりのみちDMO福津の中村涼佳（すずか）さんの日課は潮汐表を確認し、かがみの海の撮影に行くこと。

そんな中村さんにおすすめの撮影ポーズを聞くと「恥ずかしがらずにダイナミックなポーズをとることです。気分はバレリーナ！」そうすることでより迫力のある写真が撮れると教えてくださいました。

また、赤やピンクなどの派手な色の洋服や傘などの小道具を使用すると、写真にアクセントが加わりより引き立ちます。

実際に中村さんが1人でダイナミックなポーズで撮影に挑んだ時の写真を拝見し“恥ずかしさ”を捨てることの重要性をとても感じました。誰も見ていないはずです！勇気を出して大きなポーズで撮影してみましょう。

最後に

最後に、かがみの海の撮影初心者の私も家族で海水浴に出かけた際に「かがみの海」の撮影に挑戦しました。

この日の干潮時刻は15時半前後だったので、青空の反射した夏らしい撮影ができ、かがみの海の撮影は今回で3回目でしたが、個人的には満足のいく写真が撮れました。

何より、「干潮時刻や、今日は大潮？中潮？」など、かがみの海の撮影をするために調べたり準備したことも家族との楽しい思い出の1つとなりました。

皆さんもこの夏、福津の海で「かがみの海」の撮影にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。