市川大野に店を構えて18年。町中華の名店「菜華」をご紹介。市川市の北端、中山競馬場を南北に貫く、松戸原木線と木下街道の交差点からさらに松戸方面へ。大野中央病院の斜め向かいあたりに店はあります。船橋方面から来るとちょっと見落としてしまいますのでご注意を。

確かに車でないとなかなか行きにくい場所にあるため、「こんなところ」なのでしょう。店先には4台分の駐車スペースがありますが、お昼時には埋まっていることが多いのでご注意を。

黄色い壁のシンプルな外観。店内は、4人掛けのテーブル席が3つとカウンター、個室1室と小ぢんまりとしています。お手拭きのかわいい小鳥もお出迎えですっかりなごみます。

ランチタイムは、麻婆豆腐や回鍋肉などのセットメニューと麺類、ご飯類など。抑揚のないシンプルな表示と構成は、すべての品においてゆるぎない自信のあらわれとお見受けした。

さて、中華料理店では、「定食・ごはん類」か「麺類」か。ここが最大の分岐点。

【湯麵その奥深き味わい】

今回は、「湯麵」（880円）を選択。お水もグラスもキンキンに冷えており、その心配りに感心しつつ。喉を潤しながら待つこと数分。

こちらが「湯麵」。半ライスと付け合わせが付く心憎いサービス。キャベツ、もやし、ニンジン、椎茸、しめじ、豚肉などの具材は油通しされた特有の風味。この風味が湯麵の醍醐味。

麺は細麺のストレート。スープは、さっぱりというよりは、しっかり。旨味や塩味をしっかり感じ取れる深い味わい。ラーメンには必ずライスをつける筆者もご飯がすすみます。

【付け合わせも技ありの一品】

ここで特筆するべきは、付け合わせ。小皿に奥ゆかしくも盛られたその細く小さなザーサイを一口。これがご飯にベストマッチ。半ライスでは物足りない…。これだけでもご飯が3杯いける隠れた逸品。

こんなところに　うまい店！・・・ありました。

【中国料理　菜華】【中国料理　菜華】
住所：市川市南大野1-14-7
電話：047-339-7237
時間：11：30～15：00，17：00～21：30
休み：木曜
（営業時間、休みは変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。）