市川市中国分。市民の憩いの地「じゅんさい池緑地」。四季ごとの花の名所として春は梅、夏はツツジが有名です。そして秋は紅葉の名所としても知られているこちらの色付き具合はいかがか？

緑地内は多様な木々が植えられているため、緑の中の紅葉といったアクセントを楽しむ形のスポット。それでは11月20日付の紅葉状況をお伝えします。

全体的にピークはもう少し先ですが、いい感じで色づき始めています。入り口・駐車場付近。深紅や黄色の紅葉が見て取れます。

池をめぐってみましょう。入り口から左回りをとります。中間地点当たりです。この時期の緑と紅が入り混じった紅葉初めのもみじがまだまだ多いです。池越しに手前のモミジの朱色と対岸の丘陵部の緑、黄色、朱が彩り鮮やかに目に飛び込んできます。

これは、じゅんさい池緑地の紅葉の醍醐味といってもいいでしょう。「四季ごとに」その時期の木々や花を楽しめる構造となるよう計算されており、そのため一色ではなく多色のグラデーションを楽しめる。

決して圧巻という訳ではないですが、むしろ1本1本が際立って周囲の色が引き立ててくれます。

とはいえ最奥部にある水生植物観察エリアあたりからがモミジの集中しているゾーンがあります。ピーク時には息をのむような絶景の紅葉トンネルになると思います。今は木によりますが5分程度のものから8分程度でしょうか。

寒くなり始めたこの時期は野鳥の数も増えており、バードウォッチングもかねて是非！

【じゅんさい池緑地】
住所：市川市中国分4-27