【市川市】名刹に咲く。美しきしだれ桜が見ごろ 市川桜名所図会 ~真間山弘法寺~
市川市の桜の名所といえば市内外にも知れ渡る「真間山弘法寺」があります。奈良時代に行基菩薩が建立し「求法寺」として、その100年後空海により「弘法寺」と改められたといわれている名刹。
JR市川駅方面から門前通りである大門通りを1キロメートルほど歩くと突き当りの小高い丘の上にあります。
桜の名所としてはもちろん、境内には小林一茶や水原秋櫻子などの句碑もある文学の街にふさわしい場所です。
桜の名所であるその境内にあってひときわ美しい存在が「伏姫桜」と呼ばれるしだれ桜。急な階段を上ると、刻まれた時の生み出した何とも言えない朱の「仁王門」があり、「伏姫桜」は門をくぐると正面右手にきれいに整備された空間にあります。
樹齢約400年といわれており、その風情は美しさとはうらはらに、見るものに威厳をもって時の流れを語りかけてくるようです。
仁王門の右奥には鐘楼堂があり、手前にはピンクの桜。左手にも。たくさんの桜が植えられているのでゆっくりと参拝してみてください。
しだれ桜は今が見ごろ。今週はお天気が良くないですが、毎年この時期だけの美しい風景は傘をさしてでも!
【真間山弘法寺】
住所:市川市真間4-9-1