市川市民憩いの場、おなじみ里見公園。梅、桜、バラ、紅葉と四季折々の木々や花々が園内を彩ります。GW真っ只中の現在。ツツジの花もピークを過ぎた5月は春のバラの開花時期。バラは春と秋の年2回花を咲かせます。

世界中に愛好家がいる「バラ」。その品種は2万とも3万（5万以上の説もあり）ともいわれており、人工的に品種改良されていない「原種」、そして「オールド種」「モダン種」と大きく分類されるそうです。

さて、それでは里見公園のバラの様子はどうでしょうか。満開にはまだまだのようですが、バラ園には個性的で色とりどりのバラが咲き始めています。色や形もさることながらそのネーミングも納得感があり面白いのでここで一気にご紹介。

バラ園ゲート手前に咲くピンクの大きな花びらが目をひく「ローズいちかわ」。文字通り市川の市の花であるバラの象徴。淡いピンクの大きな花は少し早咲きなので今が見ごろです。

噴水を囲むように咲く様々な品種のバラ。純白の花とネーミングがはまる「銀世界」。

真っ赤な花の「うらら」。

ツタのように柱にからまり咲いている「スパニッシュビューティー」。

レモン色でかわいらしい花の「イエローシンプリシティ」。

きりっとしたピンクでオペラ歌手の名をとった「ヘレントローベル」。

黄色く大きな「フリージア」。

「プリンセスアイコ」という名のバラも。それぞれに名前とちょっとした解説があるのでとても分かりやすく親しみも倍増。現在咲いているバラだけでもこれだけあって、つぼみのバラはまだまだあります。

円形花壇の美しい花々と、藤の花もあってまさに春の花祭り。

今年は世の中と私たち普段の生活がバラ色でありますように！

【里見公園】
住所：市川市国府台3-9
駐車場：あり（無料、8：00～17：00）