JR総武線市川駅から、徒歩で約17～18分。車だと約5分。江戸川からほど近い大洲に「大洲防災公園」があります。普段は市民の憩いの場としてお散歩やイベント会場となったりと近隣住民にはなじみ深い場所。

その正面入り口から左手に歩を進めると小さなガーデンがあります。本当に小さなスペースなのですが、春と秋にはバラが楽しめます。まさに今はバラの見頃。おなじみ市川のバラ「ローズいちかわ」をはじめ、

黄色の大輪が見事な「ユリイカ」。

赤味のあるピンクの大輪「アルブレヒト デューラー ローズ」などなど。その上実は周囲に植えられている野草類が実に見事なのはご存じですか？なかなか目にすることの少ない野草の花が楽しめるのです。

黄色の小さな花々がかわいらしい「ヒメエニシダ」と「コバノセンダ」。

これまた紫の小さな花の塊が目をひく「ブッドレア」。特徴的な花を携えるその名も「ネコノヒゲ」。

さらに「サルビア」や黄色と白の「ウインターコスモス」。

そして個性的な黄色と黒の「ルドベキア」。

他にも多くの草花が。

バラの美しさは説明不要ですが、脇役以上に異彩を放つ花々を町の公園で目にすることができる。とても面白い空間ですから、憩いのついで、ではなく目的にして訪れても優雅な時間が過ごせますよ。

【大洲防災公園】
住所：市川市大洲1－18