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【市川市】春到来。なかやまおひな祭りへ行こう!~中山 法華経寺~

4番ピッチャー地域情報プロデューサー/編集者(市川市)

市川市中山。JR総武線下総中山駅から徒歩約10分にある法華経寺は、日蓮宗大本山の寺院で鎌倉時代、1260年(文応元年)に建立されました。

3月3日は雛祭り。桃の節句。女の子の健やかな成長と幸せを願う季節の行事ですね。

法華経寺では、3月5日まで「なかやまおひな祭り」を開催しています。山門から行くと境内の奥にある鬼子母神本院。そこには多くの雛人形が飾られています。参道沿いに並ぶ商店、地域とともに盛り上がるこのお祭りは今年で13回を数えます。

雛祭りは古く平安時代にさかのぼります。かつては紙の人形を川に流して、厄災を清める意味で行われていたそうですが、江戸時代になると女の子の成長を願う意味に変じ、職人の手により精巧な現在のひな人形の形が定着したといわれています。

飾られている雛人形はみなそれぞれ表情、衣装がことなりそのどれもが実に味わい深い。小さな道具の数々も細かく精密に作られていて時を忘れて見入ってしまいます。

段飾りもあれば、つるし雛まで。

さて改めて。最上段が殿・姫の親王。二段目に三人官女。三段目は五人囃子。四段目は、随身(左大臣・右大臣)。五段目が仕丁(してい)という衛士となります。そして6段目が、嫁入り道具で、七段目がお輿入れ道具。

うららかな春の週末。家族みんなで、じっくりとご覧あれ。

【中山 法華経寺】
住所:市川市中山2‐10‐1

地域情報プロデューサー/編集者(市川市)

市川市在住。新卒から旅関連の事業に携わっており、日本国内は一部の離島を除いてすべて訪問しました。海外も10ヶ国30都市以上渡航しています。旅と歴史と散策。そして高校野球を愛する地域情報編集者です。

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