Yahoo!ニュース

【市川市】夏休みの宿題のラストスパートは! 女郎花、萩、原色草花の宝庫~大野町 万葉植物園~

4番ピッチャー地域情報プロデューサー/編集者(市川市)

万葉の歌にちなんだ花や草木や四季折々の草花を気軽に鑑賞できる「万葉植物園」。JR武蔵野線市川大野駅から徒歩約3分。改札を出て線路沿いに歩き階段を登りきった場所に、古民家庭園風の佇まいが出迎えてくれます。

8月も終盤。夏休み最後の週は、宿題のラストスパートという方も多いのでは?そんななか、現在朝のドラマでも話題の草花。花の色はもちろん、葉の形状などもじっくり見ると実に草花は面白いのです。アーチにからむ「萩」あり、紫の花をのばす「ミソハギ」。

鮮やかな黄色の花と空の青がとてもよく映える「女郎花(おみなえし)」。秋の七草に数えられるオミナエシ科オミナエシ属の多年生植物です。数々の万葉歌人に詠われました。

名称においては諸説あり、女性らしい印象から来たなどがあるので調べてみては。こちらは小さなピンクの花がかわいらしい「シモツケ」。

その名の通り下野の国(現在の栃木県あたり)で最初に発見されたことからストレートに「シモツケ」。

青い花は「シラン」。ランの一種です。

フォルムが実にユニークで薄い青い花を垂らす「ツリガネニンジン」。

メカニカルなフォルムがひときわ目をひく「メハジキ」。

暗い紅色の花はバラ科に属する「ワレモコウ」。

白い大輪「ハマオモト」。妖艶な紫の花は「モジズリ」。

他にもシダ類、ツル上の草と本当に多彩な市川のリアル原色植物図鑑がここに。

【万葉植物園】
住所:市川市大野町2-1857
時間:4~10月 9:30~16:30
11~3月 9:30~16:00
休み:月曜(月曜が祝日の場合は翌日)
料金:無料

地域情報プロデューサー/編集者(市川市)

市川市在住。新卒から旅関連の事業に携わっており、日本国内は一部の離島を除いてすべて訪問しました。海外も10ヶ国30都市以上渡航しています。旅と歴史と散策。そして高校野球を愛する地域情報編集者です。

4番ピッチャーの最近の記事