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水着ってどうやって洗えばいいの?子どもでもできる正しい水着の洗い方と長持ちさせるお手入れ方法

吉川永里子収納スタイリスト(R)・整理収納アドバイザー

6月も後半になり、小学生の水泳授業もスタートしたのではないでしょうか?

筆者の家族は、夏でなくてもスイミングなどで泳ぐので、年間通して水着を使います。

しかし多くの方は、夏にレジャーとして数回プールや海に行く程度ですよね。

使用回数は少ないのに、水着って安いものではありません。

そこで、水着を長持ちさせるために、正しい洗濯とお手入れをしていきましょう!

水着はすぐ洗うことが大切

水着は主にプール・海・温泉などで着用すると思います。

泳いだ後の水着には、プールでは塩素、海では塩分や砂、温泉では温泉成分がついた状態です。

まず大切なのは、

脱いだ後すぐによく水洗いをすること!

プールや温泉の場合は、ぬるま湯で押し洗いして軽く絞ります。

水着用の脱水機がある場合は、15秒ほど脱水するとよいでしょう。

水着が伸びてしまうので、ぎゅーっと強く絞らないようにしてください。

海の場合は、砂がついたまま押し洗いするのはNG。

真水のシャワーで砂を流すようにしながら洗うようにしましょう。

可能であれば、少し乾かして砂を払い落としてから洗うのがベストです。

洗い終わったら、タオルを押し当てるように水分を取って、タオルに包んで持ち帰りましょう。

しっかり洗いたい場合の洗濯方法

外で水着を使った場合は、日焼け止めなどがついてしまうこともあります。

またシーズン終わりで長い期間しまう前には、きちっと洗濯してケアしておきたいですね。

その場合は、

おしゃれ着用の洗剤を使って手洗いしましょう!

基本的に水着は伸縮性が強い素材なので、洗濯機で洗うのはおすすめしません。

【正しい水着の洗い方】

①ぬるま湯をためて、おしゃれ着用洗剤を入れ、水着をつける

②水着を押し洗いする(押したり揺すったりをくり返す)

③軽く絞ってから、きれいなぬるま湯に入れ替えてよくすすぐ

④洗濯ネットに入れて、洗濯機の脱水を1分ほどかける

⑤ハンガーなどを使って伸びないように干す

子どもに自分で水着を洗ってもらうには

筆者の子ども達が保育園に通っていた頃、夏は晴れていれば毎日プールがありました。

水着は1枚しか持っていなかったので、帰宅後にすぐ洗って干さないといけません。

そのため、4歳から自分達で水着を洗ってもらっていました。

子ども達には洗剤も洗濯機も使わない洗い方!

6年生になった今でもこの方法で、毎週スイミングの水着を洗っています。

【子どもでもできる水着の洗い方】

①洗面台に栓をしてぬるま湯をためて、水着と帽子をつける

②水着と帽子をぬるま湯の中で、握ったり揺すったりする

③栓を抜いて、ぬるま湯を流しながらよく揺すってすすぐ

④手で軽く絞った後、使ったバスタオルで水着をくるくる包み、足で踏み踏みして脱水する

⑤物干しピンチに間隔をあけて干す

水着を長持ちさせるために気をつけたいこと

水着はデリケートな素材なので、洗濯やお手入れの際に気をつけてほしいことがあります。

●袋に入れっぱなしにしない

子どもがやりがちですが、脱いだ水着をビニールの袋に入れたまま放置してはいけません。

ぬれた状態で時間が経つと、水着が傷みやすくなってしまいます。

●直射日光に当てない

旅行先などで水着を干す時に、早く乾かしたいからといって太陽に当ててはいけません。

できるだけ日陰で風通しのよい場所に干しましょう。

●乾燥機にいれない

水着の素材は熱に弱いので、乾燥機で熱を加えてしまうと縮みの原因になります。

またアイロンもおすすめできません。

学校の水着の名前つけなどの最低限の作業は仕方ありませんが、それ以外は避けた方がよいでしょう。

●ビニールバッグに入れて収納しない

ビニール素材のプールバッグに長期間入れておくと、バッグと水着がくっついてしまうことがあります。

プールグッズは、ナイロン製のプールバッグか、不織布の袋などにひとまとめにして収納しましょう。

たまにしか使わない水着。

正しい扱い方と洗濯で、長くきれいな状態で使えるようにしましょう!

\子どもに家事を手伝ってもらうためのヒント/

■子どもにも積極的に家事シェアしてもらおう!

収納スタイリスト(R)・整理収納アドバイザー

2008年より整理収納アドバイザー・収納スタイリストとして活動を開始。片づけられなかった過去の経験を活かし、「片づけはストレスフリーに生きる近道」をモットーに整理収納や暮らし術について発信。働くママ・妻・女性目線で行うライフスタイル提案が好評で、個人宅のアドバイスから、メディア出演や講演会など幅広く活躍中。プライベートでは離婚・再婚を経験し、現在はステップファミリーとして、夫と5人の子ども達に恵まれる。著書は『もっとラクに生きる!暮らしの整理術100』『なかなか捨てられない人ための鬼速片づけ』など多数。

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