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ゲーム感覚で家の中のモノを手放して大掃除もできちゃう!ミンスゲームに挑戦

吉川永里子収納スタイリスト(R)・整理収納アドバイザー

いよいよ今年もあと1ヶ月で終わりです!

2021年は誰にとってもステイホーム、おうち時間が長かったのではないでしょうか?

お家で過ごす時間が長くなると、どうしても家の中にモノが増えます。

ちょっと家の中を見回してみてください。

この1〜2年で新しく増えたモノはありませんか?

当たり前なのですが、モノが増えたら同じだけ手放さないと、家の中はメタボになってきます。

そんなメタボになったお家を、12月の1ヶ月間でスッキリダイエット!

ゲーム感覚で家族みんなで「ミンスゲーム」してみませんか?

MINS GAME(ミンスゲーム)って?

アメリカでミニマリストブームを引き起こした2人組。

ジョシュア・フィールズ・ミルバーンとライアン・ニコデモが考案し、Twitterで呼びかけたモノを減らすためのゲーム。

月初めにスタートし、1日に1つ、2日に2つ、3日に3つ…と

1ヶ月間その日の数と同じ数だけのモノを処分していくルール。

12月の31日間続けると、なんと496個のモノを処分できる!

という、年末の片づけをするのに最適なゲームなんです。

普段開けないスペースを確認するチャンス

このゲーム、毎日手放す数が決まっているから、簡単なのに効果が絶大なんです!

ゲームを始めた最初の頃は、目につくモノから処分していきます。

しかし後半苦しくなってくると、普段は見て見ぬ振りしてる場所を開けて、何か手放せるものはないかな?と考え始めます。

押し入れの奥とか、納戸の謎の箱とか、屋根裏とか!

そういう、普段なら開けたくないスペースをほじくり返そうと思えてくるんです。 

そして普段開けていない所をほじくり返すと…

何やかんやよく分からないモノがざくざく出てきて、処分することができます。

ルールが決まっているからこそ、モノを手放す背中を押してもらえます!

さらに久しぶりに開けたついでに、大掃除もしちゃえば一石二鳥!

毎日手放していくことで気持ちが変わっていく

筆者は2019年から「MINS GAME」にトライしていて、今年は3年目。

ゲーム後半の20日以降がぐっとキツいんですが、片づけのプロの家でも毎年1カ月間達成できるんです(笑)

それくらい、1年でモノが増えているということなんですよね。

普段から意識して生活していても、こんなに簡単にモノって増えてしまうんだな…と身にしみます。

毎年このゲームをすることで、来年もムダなモノは家に入れないぞ!と気持ちが引き締まります。

そして、毎日手放していくことで家の中が軽くなっていくのを感じます。

とくに、昔の携帯電話や手紙・過去の日記など、ずっとなんとなく捨てづらくて取っておいたモノなどを手放すと、解放された気持ちになります。

家が軽くなっていくと、心も軽くなっていくから不思議!

そうやって、1か月間集中してモノを手放せば、確実に家の中の物量が減り、年末には家も気持ちもスッキリしてきます。

ぜひ今年1年を振り返りながら、来年の明るい未来や理想の暮らしのことを考えながら挑戦してみてくださいね!

筆者も12月1日よりインスタグラムで MINS GAME をスタートしますので、よければ一緒に頑張りましょう!

【吉川永里子のInstagram】

収納スタイリスト(R)・整理収納アドバイザー

2008年より整理収納アドバイザー・収納スタイリストとして活動を開始。片づけられなかった過去の経験を活かし、「片づけはストレスフリーに生きる近道」をモットーに整理収納や暮らし術について発信。働くママ・妻・女性目線で行うライフスタイル提案が好評で、個人宅のアドバイスから、メディア出演や講演会など幅広く活躍中。プライベートでは離婚・再婚を経験し、現在はステップファミリーとして、夫と5人の子ども達に恵まれる。著書は『もっとラクに生きる!暮らしの整理術100』『なかなか捨てられない人ための鬼速片づけ』など多数。

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