どの料理を食べても美味しいけどやっぱり新鮮な魚を食べるなら間違いなくここ！　という噂を耳にし、その居酒屋に潜入すべく、那覇市は泊にやってきました。噂のお店は「あぐん茶」基本的に満席になることが多いので、予約をすることを勧められました。

店内に入ると９名ほど座れそうな、L字のカウンター席が広がります。

隣には４名座れる座敷席や、奥にはテーブルのお席もあります。テーブル席はくっ付ければ１２名ほど座れそうなので、ある程度の人数まで対応できそうです。

8名座れる、半個室の掘り炬燵のお席もありました。

なんとこちらは素潜り漁師サブルさんが獲ってきてくれる新鮮な魚介類がいただけます。この日は沖縄の高級貝と言われているシャコ貝がいただけるとのこと！

こちらが当日素潜り漁師のサブルさんが素潜りで突いてくれた、獲りたての魚の刺身です。島蛸、イラブチャー、マグロ、ミーバイ、シャコ貝、タマンです。どれも身がギュッとしていて、噛むごとに旨みが広がって美味しいです。特に島蛸は、漁師のサブルさんしか知らない「島蛸ホテル」と呼んでいるくらい、イキの良い島蛸が沢山いる秘密のスポットがあるようで…非常に気になります。

こちらは島らっきょうの漬物です。沖縄の島らっきょうは本土のらっきょうと比べ、根本部分が小ぶりで、細長い見た目をしています。シャッキとした食感と少しネギのような風味で、どんどん箸が進みます。

こちらは塩辛です。ゆずの酸味がアクセントになっていて、少量でお酒が進んでしょうがないです。

こちらはマース煮です。塩と泡盛のみで煮込むというシンプルな味付け。「ババ」という沖縄の高級魚を煮込んでいます。「ババ」は沖縄で呼ばれている名称で、通称は「ミナミイスズミ」というお魚です。皮目に旨みがあり、その旨みがしっかり出ているので、シンプルな味付けでも非常に美味しい一品です。

こちらはカルビが乗ったサラダです。炭で炙ったカルビを乗せた、いろとりどりのサラダは、食べ応えがあります。

こちらはタコのカルパッチョと酢野菜和えです。沖縄らしく海ぶどうも乗っていて、さっぱりいただけます。

こちらはタコの頭を炒めたワッター炒めです。タコの頭は新鮮でないと頂けない、足がはやい食材とのことです。少し苦味とクセを感じますが、それが島酒（泡盛）とも良く合い、クセが癖になります。

こちらはフーチャンプルーです。くるま麩も卵もキャベツも人参も柔らかく、優しい味付けがたまりません。

こちらも旨みが詰まった島蛸を炒めたお料理です。噛むごとにじわっと旨味と甘味が溢れてきます。胡椒がピリッとアクセントになって、締まります。

こちらは素潜りで突いた魚の一部です。沖縄特有のカラフルなお魚が並びます。

新鮮な魚料理や沖縄料理を頂ける穴場居酒屋、一度足を運んでみてはいかがでしょうか？

あぐん茶

住所：沖縄県那覇市前島２丁目１３−２

定休日：不定休

営業時間：18時00分～0時00分