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【那覇市】沖縄1美味しいだし巻き玉子と、珍しい日本酒を楽しめる小料理屋をご紹介。

You地域ニュースサイト号外NETライター(那覇市)

ディープな飲屋街の栄町市場、この一角にある美味しい創作日本料理を頂けるお店「茶屋 小料理たにもと」の「沖縄1美味しいだし巻き卵」が話題になっているので、取材に行ってきました。

小料理たにもとお試しセットとして、沖縄1美味しい出汁巻き玉子と店主の得意料理、日本一高品質な酒屋の日本酒グラスがついて1,000円というお得なセットもあります。せんべろが根付いている沖縄に寄り添ったセットですね。

店内は6名ほど座れるカウンター席です。シンプルで居心地の良い空間です。スケルトン(真っ新な何もない)状態のものを1からこの空間に作り上げたとのことです。

こちらがメニューです。日曜日と月曜日が定休日で、18時から22時までオープンしています。

飲み物のメニューです。イネディットビールと暖流ハイボールと、早速珍しい名前のお酒が目に入ってきました。

焼酎や果実酒、泡盛や酎ハイなども取り扱っています。

お料理は旬の食材を使った一品料理を用意してくれます。予算やお腹の具合に合わせ、コースやハーフコースなども対応してくれます。その時の気分や好みを伝えたら、臨機応変に対応し、料理を作ってくれます。

今回は2024年1月20日に伺った際のハーフコースをご紹介いたします。一品目は「菜の花の焼き浸し」です。菜の花のほんのり感じる苦味がアクセントになり、醤油の香ばしさとの相性が良いです。

二品目は「ゆりねの春巻き、甘鯛のまつかさ焼き、栗きんとん、伊達巻き卵、黒豆」です。

「ゆりねの春巻き」は食べられるまで10年かかると言われている「月光」という幻のゆりねを使用しており、ゆりね100パーセントに鳥の出汁を少し加えただけのシンプルな味付け。優しい甘さと鳥だしが効いたゆりねが、カリッと揚がった衣に包まれてサクサクホクホクとした食感も楽しめます。

「栗きんとん」は調味料を使用せず素材の甘みをそのまま活かしています。焼き芋ベースの栗ペーストで、砂糖を入れていないことが信じられないくらいの甘みが口の中に広がります。デザートとしても良さそうです。

三品目は「お雑煮」です。お餅の他に松笠慈姑(マツカサクワイ)という初冬に収穫されるおせちに欠かせない縁起のいい野菜や、梅の形をした京人参、宮崎県産の門松ごぼが入っており、白味噌のまろやかがで全体を包み込んでくれます。

四品目は「かぶら蒸し」です。冬の定番料理で真鯛などの白身魚をすりおろし、かぶと蟹からとった出汁の餡がかかっています。黒と黄色の豆を乗せることで、見た目も華やかになります。

五品目は「鯵のきぬたまき、金柑の蜜煮、水菜、黒ごぼう、とまと、ロマネスコ」です。「鯵のきぬたまき」は柚果汁を真空にして二週間かけて真空発酵したビネガーを使用し、大根と人参をかつら剥きして、鯵と干し柿を巻いています。職人技がキラリと光る、繊細な逸品です。「黒ごぼう」は水を入れて焼いて冷ましてという行程を1週間もかけて作り上げるとのことです。こちらも忍耐が必要で手間がかかっています。

六品目は「ハマチの煮付け」です。ほろっと崩れる柔らかな歯触りのハマチに大根と小石ごぼう、ハート型にあしらわれた京にんじんとスナップエンドウが添えてあります。

七品目は「だし巻き玉子」です。ついに来ました沖縄1と言われているだし巻き玉子です。プルプルで柔らかい卵は口に入れた瞬間、ジュワッと広がる出汁の香りがたまりません。ハーフコースとは思えないほど、大満足な量と内容でした。

こちらは本日の日本酒のラインナップです。岐阜にいらっしゃる日本酒王子と呼ばれている方から、毎回おまかせをマイナス5度で送ってもらっているとのことです。

本格的な茶器もあり、お酒が苦手な方も料理と一緒にお茶を楽しめます。

1週間ごとに料理の内容が変わるので、何度行っても毎回新鮮な気持ちで楽しめそうです。沖縄1の出汁巻き玉子とこだわりの詰まった創作料理、珍しい日本酒を堪能しに一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

茶屋 小料理たにもと

住所: 沖縄県那覇市安里382

定休日:日曜日、月曜日

営業時間:18時00分~22時00分

地域ニュースサイト号外NETライター(那覇市)

月に100軒以上飲食店等を巡ることもあるフッ軽移住者が、本当にオススメしたい那覇市の穴場グルメやイベント、観光スポット等をご紹介します。少しでも有益な情報を発信できるように、今日も今日とて元気に食べ飲み歩きます!

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