【札幌】「わかさいも本舗」のパリ・ブレスト、イチゴショートが秀逸!
札幌滞在中はいつも通過する札幌駅構内で、美味しそうなケーキが並んだショーケースが目に飛び込んできました。
お「わかさいも」!へえー、ケーキも扱っているんだ!
もちろん、「わかさいも本舗」ですから和のテイストの商品も並んでいますが、今回はケーキの紹介です。
色彩がとてもきれいです。
ケーキやデザートって見た目はほんとうに大切ですが、こちらのケーキはどれをとってもヴィヴィッドな外見。迷います。
赤肉メロンがぎっちり詰まった「メロンショート」。まず欲しいと思いました。
「フルーツタルト」もハンサムな見た目。食べてみたい。
ぱっと見、かわいい動物か?と思った「ブルーベリーモンブラン」。これも欲しい。「チョコレートパイ」も美味しそう。
しかし今回は、おとなしく「イチゴの魅力」に負けてみました。
この超定番の「イチゴショート」の赤いルビー色に誘惑されたのです。
そしてもうひとつ購入です。
ちょっと個性的な「パリ・ブレスト」。
「パリ・ブレスト」とは、リングの形状をしたシュー生地を使ったお菓子、というだけで、細かいところまでは決まっていません。
ブレストとはフランス西部のブルターニュ地域になる有名な港湾都市です。このお菓子は、パリとブレストを結ぶ自転車レースのために考案されたという説と、2つの都市間の鉄道の中で販売されていたという説があります。
通常はリング状のシュークリーム、といったタイプのものが多いのですが、こちらのお店ではちょっと凝ったものを作っていますね。フルーツがイチゴとサクランボ、クリームが生クリームと、恐らくはピスタチオを練り込んだクリームを使っているのでしょうか?
さっそく購入し、写真撮影もするために自宅までタクシーを飛ばしてケーキタイムです。
ではケーキタイム突入です。
まず「イチゴショート」。苺の艶だしで塗られるナパージュが比較的軽めかな?そのためフルーツそのものの美味しさがバッチリ強く打ち出されている感じがしました。これはイチゴのクオリティが高くないとできないと思います。実際、とても美味しいイチゴでした。
甘すぎず、酸味が心地良い。
中の層にも、きっちりイチゴ。
クリームがとても軽く、キメが細いかいんですよね!パティシェさんが相当丁寧に作っているのだろうと思いました。
スポンジもくどさがなく、かなりフルーツとクリーム本来のシンプルな美味しさが引き出されている感じがしましたよ。
イチゴショートでも強く感じた「素材の旨さを重視した本物感」というのが、この「パリ・ブレスト」にもありました。この小さいスペースにフルーツを2種類入れてくれるのはありがたい!
シュー生地は、歯ごたえがきちんと残る比較的クリスピーなものでした。クリームとのアンサンブルが良いです。そしてやはりそのクリームが抜群に美味しい。基本に忠実にかなり丁寧にホイップしているんじゃないかな、という感じです。
はみ出しそうな2種類のクリームの対比も面白い。
というわけで、フルーツとクリームへの細かな愛情を感じるケーキを2つ完食した、大満足のケーキタイム!となりました。こちらのラインナップは7月3日までだそうです。その後は季節や旬を考慮して変更しているとのことです。
■わかさいも本舗 札幌パセオ店■
営業時間:09:00~21:00
(ぽっぽまんじゅう:10:00~20:00)
住所:札幌市北区北6条西4丁目3-1 札幌パセオ内
電話番号:011-213-5313
公式サイトは、こちら。