【札幌市中央区&北区】もうグリーン車の魅力から離れられなくなった!札駅に爆睡して到着。
今回は札幌と函館との往復についにグリーン車という禁断の領域に手を出してしまいましたので、そのレポートです。
往路の札幌ー函館はあまりの気持ち良さに、即爆睡してしまって何も写真を撮ることができませんでしたので、今回は函館駅から札幌駅の復路旅を載せます。
今回利用したのは、特急北斗15号。
函館を15:01に出発し、札幌には18:47に到着します。
今年は、インバウンド回復元年であり、たくさんのツアーやクルーズ船が北海道にも戻ってきています。北海道には北海道通訳案内士協会という主に有資格者によるNPO法人があり、全国でも稀に見る組織化された地域。札幌に比べて圧倒的に通訳案内士が少ない函館にもどんどんクルーズ船が入るようになると、私たちは協会の有志でスケジュールを調整して函館に向かいます。
では、札駅からいざ函館!(実際には戻ってくる時のレポートです。)
シートの大きさ、間隔に癒される。
今回乗ったのは、261系の前期タイプ、本革仕様のグリーン車です。
座った瞬間、身体がしっかり寛ぎます。これは良い。
ご存知の通り、札幌から函館方面に行くとおそらく洞爺駅の前後で、線路は比較的揺れの少ないロングレールではなくなり、ガタゴト結構揺れ始めます。かつての振り子特急ではすぐ具合が悪くなった私は、現在の普通の特急でもこの区間になると体調次第では具合が悪くなるのですが、さすがにグリーン車だと快適です。
そんなわけで往路は爆睡して気づいたら函館、という位に快適で体調が悪くなることはありませんでした。
私は鉄道の専門家、マニアではありませんので、浅い事しか書けなくてごめんなさい。。。調べてみると道東に向かう「おおぞら」「とかち」でも編成によってこの列車と同じ261系前期タイプ、あるいは後期タイプのグリーン車が接続されているようですね。
キハ261系後期タイプはモケット(Moquette 仏語で布地を意味し、現在は英語でも使用される)シートで車内仕様に一部違いがあるようです。「北斗」「おおぞら」「とかち」のグリーン車は261系の前期タイプか後期タイプのどちらかがほとんどのようです。
旭川に向かう「カムイ」、室蘭に向かう「すずらん」にはグリーン車は接続されていません。旭川に向かう「ライラック」はグリーン車は接続されていますが、別の系統(かつて北海道新幹線開業以前の2002-2016に函館〜新青森を結んでいた789系を転用)です。また北見や網走に向かう「オホーツク」にもグリーン車はなく、指定席がグレードアップ座席となっています。
足元もかなり広くて、リラックスできます。このシートピッチの広さこそグリーンならでは。長時間の移動では楽なこと、この上ありません。
テーブルも、なんだかすごい。
テーブルは座席のサイドに収納されていて、それを引っ張り出すと、折りたたみを広げてかなり大きなものとなります。ちょっと不安定そうですが、普段使いなら問題なし!
こんなに大きい!
というわけで、通常はエアポートのUシートで、サンドイッチをどう隣の人に迷惑をかけないで食べようかと考える私も、今回は堂々と「ひこま豚」の駅弁を函館駅「四季海鮮 旬花」さんで購入し、広げて食べます。余裕の大きさ。これで隣の席にはみ出しているわけではありません。
数日後、もう一度函館から仕事で同じ北斗15号の普通指定席に乗った時の駅弁は、憧れの「のりだんだん」をやっとゲットしたのですが、テーブルの大きさの違いを理解できるのではないでしょうか。(余談ですが、これは岩のりの2段重ねで抜群の塩味、そこにタラコのアクセントが効いた究極の駅弁です。)
充電も、バッチリ可能。
後期タイプは座席脇にあるようですが、こちら前期タイプはサイドについています。この形がケーブルが外れにくくて結構便利でした。
そして、やはり森を過ぎたら爆睡。。。
札幌駅に到着。
やはり3番ホームに到着です。
この3.4番線に到着時案内されていたのは、手稲、小樽、新千歳空港に向かう普通列車です。
立ち食いそばや売店がなく、ちょっと風情にかけてしまう3,4番線。そこだけ残念なのです。札幌駅ではおそらく一番長そうなホーム。何かしらあっても良さそうといつも思うのでした。
総評!
確かにグリーン車は高いかもしれませんが、残念ながら地方に行けば行くほどロングレール化が進んでおらず、乗り心地も悪くなってしまい、酔ってしまう場合も人によってはあるでしょう。車内で仕事をしたい場合、資料に目を通したい場合、リラックスしたい場合などは状況によってグリーン車を使うことも、決して高い出費ではない時もあると思います。(私もグリーン車に乗った数日後の再度の函館〜札幌(のりだんだんを食べた時)は長万部を過ぎると酔ってしまい、寝ることもできませんでした。)
用途によって、特急普通、グリーン車、あるいは高速バスや飛行機などを使い分けて行きたいと思います。
■特急「北斗」などの情報■
JR北海道の列車ガイドは、こちら。
■札幌駅■
JR北海道の駅情報は、こちら。
贅沢だけではない。列車酔いしやすい人にはとても効果的です。