【札幌市中央区】バスが来た、バスが来た、バスキタ!JHBの精度を北1東10バス停で確認した。
バスは来たのか?
残念ながら冬季はほぼ遅延が発生する路線バス。でも悪い事だけではなく、時計台前や札駅に比較的近い我が家のバス停では、逆にすでに出発済みのバスに飛び乗れる事もあります。しかしいずれにしても、時刻表は大幅にズレる。
バス停に掲示されている時刻表どおりには行かないのが、北海道の冬季間の路線バスの宿命。いやいや東京だって渋滞が頻発して同じなのですが。
本当は、バスはどこにいるか?
というわけで、ジェイ・アール北海道バス利用者なら利用しているだろうバスの運行アプリ【バスキタ!JHB】
まず出発停留所と降車停留所を入力し、おおよそのそのバス停までの到着時間がわかります。またそこからマップを表示して現在のバスの位置がわかるようになっています。そのバスの位置をクリックすると、どこ行きのバスかも表示されるので、これから自分の乗るバスかどうかも把握できます。
ふむふむ、これはかなり遅延している国道12号線を北上しているバスと、北郷の方から苗穂駅前を回ってくるバスの一騎打ちだな。
実にこまめにこの表示が動いて行きます。数秒毎に動いている。
本当に、バスは来ているのか?
しかしちょっと性格が意地悪な私、いやいやGPSってズレていたり、データの更新が遅れたりして、誤差のある表記になっているでしょ!と思うわけです。
それで、到着予定より少し早めにバス停に到着して、測定をする事にしました。
本当に、このGPSマップ通りにバスは来るのか?
来てみたバス停は、北1条東10丁目。
と言うわけで、自宅に近いバス停のひとつ、【北1条東10丁目】に来てみましたよ。
このバス停で多くの人がじっと12号線を見つめています。しかしこの札幌駅方面のバス停はルートによって南郷通りの苗穂駅側、あるいは瑞穂大橋側からもバスは来ます。
全部は見通せません。
GPSでは、どうでしょうか?
最初のバスが苗穂駅方面から南郷通りを曲がって(ファミマの交差点)12号線に入って来るタイミングでスクショを撮りました。
青ボールがこのバス停です。間も無くファミマ交差点を曲がってこちらに入ってきそうな表示ですね。
本当に、バスは来たのか?
さあ、目をあげて確認します。
おあ、バスは交差点を曲がり切って、もう12号線に入っていた!マップより少し先の時空にいたぞ!
その誤差、バス2台分くらい20メートル!
かなり正確ですね。
これからはこのアプリのマップ、活用してみよう。こちらのバス停は中央バスも来るので便利ですが、それでも待っている時間は冬季間は少なくしたいですよね。
いつも思うのですが、バス停では時々、英文法的な意味で不幸な未来形に出逢います。
【あー、対抗車線にバスが来るのが見える!バス停に間も無くバスは着くだろう。でもそれまで信号は変わらない!それゆえに、それに乗れない事が今わかった。】
つまり未来形を現在完了形、あるいは半過去形(仏語)で眺めているのです。
こんな不幸に遭わないためにも、間に合わないものを見たくない追いかけたくない。そんな方のためにはアプリ利用は良いかもしれません。
GPSの全体的な可能性。
もちろん通信環境にもよります。しかしこのGPS活用は私の本業、ガイド中でもよく使います。
行程管理はもちろん、説明したいところを車窓で説明する時も、自分の目で確認すると、あれここだっけかなあ、と思っているうちに、例えばインバウンドに説明したいもの(白い恋人パーク、手稲山、途中見かける謎のホテル群、風車、はいそしてここで小樽が見えた!などなど)を通り過ぎるので、必ずGPSを動かしながらその直前で、ハイ次は左!などと出来るのです。
もちろん趣味の分野でも、電車に乗りつつ、かつての廃線の分岐点や信号場を通過する時にも活用します。自分の目や感覚では、動いているものからその位置を特定するのはかなり難しいのです。
というわけで、まだまだGPSをうまく使えるシーンはあると思うので、探して行きたいと思います!
ところで。
苗穂駅付近には最近キツネが出るようです。皆さん、夜化かされませんように。
ジェイ・アール北海道バス
運行情報などは、公式サイトをご参照ください。
バスキタ!JHBはこちら。