先日、大阪市平野区平野東の平野公園に行きました。私の家族が行こうと言ったので初めて来ましたが、新緑が気持ちいいですね。

しかし、一つ違和感が。水がないのに橋がかかったりしているんです。そこで、子どもの頃からこの公園を利用していた私の家族が「ここは昔、池やったらしいで」と教えてくれました。

大阪市立図書館の公式サイトにある「おおさか資料室」に、この平野公園の昔の呼び名について書かれていました。詳細は資料を読んでいただければと思いますが、以前、この公園の中にあった「松山池」にちなんで、戦前は松山公園と呼ばれていたそうです。

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池には貸しボートなどもあったそうですが、1969年に池の増改修などが行われ、池はほとんど埋められ、姿を消したそうです。公園内に水場がないのに橋などがあるのは、そのためだそうです。

私の家族は、子どもの頃に公園内にあるグラウンドで野球の試合をよくしていたそうです。その時もベテランの監督さんは「松山公園の松山球場で試合するでー」と言っていたそうです。

かつて公園の前には、大型スーパーの「カナエ」があり、カナエ前の入り口付近には大型の噴水があったりもしたそうです。今はカナエがあった場所は分譲マンションが建ち、噴水も更地になっているそうです。Googleマップの過去地図をみると、噴水は2020年11月の分には載っていますが、2021年4月の分には載っていないという感じです。

私の家族は「久々に来たけど、カナエはマンションになって噴水もなくなって、園内もだいぶ改修されたなあ。変わらんのは、公園前の交番くらいやなあ」と話していたのが印象的でした。

先にも書きましたが、今回は私の家族が子どもの頃に遊んでいたこの公園に来ようといいましたが「なんでここに来たの？」と聞くと、この公園の並びに昔、おもちゃ屋さんがあったらしく、そこでファミリーコンピューターのカセット「ポートピア連続殺人事件」を購入した思い出があるそうです。

先日、ポートピア連続殺人事件がツイッターなどのSNSでランキング１位となり、それをみて、この公園のことを思い出したそうです。思い出って、様々なものから浮かんでくるんですね。

ただ、この公園の近くには平野図書館があり、子どもの絵本コーナーが充実していて、それは大発見でした。あと、カナエの跡地の一部にできたサンエーというスーパーも、品揃え豊富でした。ちょっとしたきっかけが発見を生む。これからも、ぼちぼちいろんな写真投稿をお伝えしていければと思います。